Monday, July 26, 2010

IRONMAN Lake Placid 2010


7月25日に開催されたIRONMAN Lake Placidに参加し、今年も無事に完走することができました。
当日は暑くならず、レースには最高の気温でした。恐らく最高気温でも華氏70度台後半だったと思う。
Bikeの初めは雨が降ったが、それも途中で上がり、その後は曇り後晴れだった。

今回はIRONMANでのPR達成となり満足ながらもサブ11ができなかったのがちょっと残念だった。

Swim
コースはMirror Lakeに設けられたコースを2周。当日の水温は華氏74度でプロはウェットスーツ着用不可だったが、一般Athleteは着用可。そうじゃなきゃ溺れるよね。
スタート地点でDinnerで知り合った初IRONMAN挑戦のChineseのお兄ちゃんと会う。ランニングはまったくやっていなかったと言っていたな。そして金曜日のSwim練習時に知り合ったAlbanyから来ている日本人のAthleteとも会った。この方、今回は調子がいいみたいです。
スタートはFloating Start。スタート前に水に入る事になるが、この瞬間が一番緊張する。何とも言えない緊張感と恐怖感が襲う。しかしこの気分もスタートの号砲と共に消え去るのだが・・・
水に浮いた状態で国歌斉唱、そして7時丁度のスタートの号砲が鳴りAge Groupの一斉スタートとなる。
スタート直後はいつもの大混雑。そして1周目の半分も行かない所で前を突然横切ったスイマーにストロークした左手がぶつかり、左薬指をつき指・・・したと思っていた。
あまりの痛さに身体の力が一瞬抜けて、その場で左指を右手で左手薬指を握ってその場にうずくまった。そうここは水の中。うずくまったらもちろん沈む?訳ではなくウェットスーツのおかげで浮いたまま丸くなった。付き指とおもっていたので、指を引っ張りはしたものの痛みは取れず。一体この先どうなるのか・・・ この時スタート後約10分。
地上ではないので止まって一時休憩をする事も出来ず、鈍い痛みがありながらでも何とか泳ぎ切った。
今も腫れが引かない状態です(涙)

Bike
56Mileコースを2周。
今回、Bikeはギアのはまりが現地に到着してからも納得できず、前日Bike Check Inぎりぎりまでギア調整ばかりしていた。でもぎりぎりでなんとか納得のいくギア変速もできるようになった。
今年のBikeコースは道路工事の関係で一部コース変更となっていたが、変更されたコースの方が快適に走る事ができた。
レースではZippホイールの使用とギア調整の甲斐があってか、今年は最後の10Mile目まで足はつらいけどBikeが重く感じずに済み、30Mile目、86Mile目の長い坂道でもごぼうぬきが出来るぐらいのパワーがあり、それなりに満足いくBike Rideが出来た。
1周目2時間44分、2周目2時間55分となり、今回も全く降りずに5時間40分の間ずっと乗りっぱなしだった。トイレ?それは・・・・
Bike Ride中はつき指した(と思っていた)指をAero Bar上でも引っ張ったけど全く回復しなかった。というよりも、これって付き指か?と言う感触。しかし指はBrakeを握る時にちょっとした違和感があるだけで、何とかなるだろうとして、そのまま気にしないようにしていた。

Run
13.1Mileコースを2周。
Bike後にも関わらず、気温が低いせいか前半ほとんど止まらずに走れ、ハーフを1時間50分ぐらいで走りきれたが、後半はいつもの背中の痛みが発生。痛みを和らげる為にAid Station毎でストレッチはするものの、最後5Mileぐらいは1Mile毎のAid Stationに到着する前に耐えられない痛みに襲われ、止まってストレッチをする羽目となった。Runは4時間切りを狙ったが、後半の背中の痛みでぼろぼろになり目標達成できず(涙) これもトレーニング不足なんだろうか・・・

しかし11時間9分でIRONMANでのPRが達成できたのは嬉しかった。


レース後1週間後に判明した事が・・・
Swimで付き指だったと思っていた怪我は1週間経っても腫れが引かず、病院に行ってレントゲンを取ったところ、ヒビが入っていた事が判明。 怪我したのがスタート直後10分足らずだったので、その後ヒビが入った指で11時間もレースをしていた。もしレース中ヒビが入っていたと知ったら、その時点で気持ちで負けていたと思う。