Sunday, March 17, 2013

IRONMAN LOS CABOS 2013

Iowa在住の村越さんのIronman LosCabos 2013参戦記です。

冬の練習できないシーズンを乗り越えて見事に完走!
では、お楽しみください~。

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1日目-出発
フライトが早朝のため、カンザスシティ空港近くに前泊しました。ホテルを探している時に、Park before you fly package(1+7日間駐車料+空港までのシャトル送迎)というお得なセットがあったのでこれにしました。小さい子供連れのため、いつものホテルのみでは、空港の駐車場で自転車を含む荷物を車からバスに積み替えなければならず、その手間が省けること、料金が安いことで決めました。当日、フライトが6:30だったので、4:30のシャトルを予約しようとしたが、いっぱいで4:00を予約。前もって予約しとけばよかった。空港でのチェックインは昨年11月にカンクン行ったとき(同じフロンティア航空で)時間がかかったため、早く行ったのですが早すぎでまだ受付の人がいませんでした。自転車のチェックインを心配して、事前に確認したところ、「辺の和が109インチ以内で重さ50lb以下の場合は$20」と聞いてましたが、タダでした。メキシコ入国も無事完了、バイクも無事到着。空港の外に出たら、暑い。空港からは、事前に予約しておいた送迎バンにてホテル(ホリデーインリゾート ロス カボス オールインクルーシブ)へ。時間は15分くらい。ホテルに着いたら、まず、レジストレーションへ。参加賞はジャケットで、結構、格好良く気に入ってます。この時に使われていた黄色の袋は、後でわかったのですが、ランのスペシャルニードバック。EXPOで買い物しようと思ったが品数本当に少なく、ステッカー1枚だけ買いました。その後はバイクの組立。新しいバイクになって初めての自力バイク搬送だったこともあり、バイクショップで梱包方法を教えてもらいました。その通りに組立てることができました。


2日目
8:00からスイム練習。ホテルから会場のパルミアビーチまではタクシーで$15くらい。ホテルの入口で出会ったイギリス人カップルと便乗したので$5で行けました。朝でも外は暑い、水温は約20℃。ウェット着たらちょうどいいくらい。水はきれいで、波は高かったのですが、いい感じで泳げました。いったん、ホテルに戻ってから軽くバイク。自分で組立てたので、心配でしたが大丈夫でした。午後はプレレースミーティング、インターネットに出てる時間が間違ってて、正確にいうと何箇所か記載があって、それぞれが違う時間になっていました。多少の混乱はありましたが、それも含めてアイアンマン。アスリートガイドに載ってるコースマップも実際と違うし。今回のレースは初めてということもあり、質問がとても多かったです。夜はパスタディナー。これも場所の表記がいろいろで、タクシーの運転手に行っても最初わかりませんでした。参加人数は少なかったが、遅く来た人はパスタにありつけたのは、パーティー終了間近くらいだったと思います。すごい長蛇の列でした。2回戦は非常に難しいと思います。


3日目
朝は、前日同様、8:00からスイム練習。その後、バイクチェックイン。BIBナンバーによってチェックインの時間が決まっています。私の番号863は午後1:00から1:30。ホテルからチェックイン会場までは送迎バスがありました。T1T2が違う場所なので、ラン用バッグはバイクに掛けておくと、それを回収してT2に運んでくれると言うシステムでした。夜は9:00頃、消灯。


4日目-レース当日
3:45起床。朝食はホテルのバフェ。コズメルの時もそうだったけど、当日の朝食がホテルで食べられるのは本当にありがたいです。5:15頃ホテルからバスでT1/スイム会場へ行きました。説明会やFBでも質問がでてましたが、当日朝、T1のバイクバックにアクセス可能です。これは、私にとってもすごく重要で、なぜならスタート直前にメガネをバックに入れるからです。
スイム
今回は初めてのビーチスタートでした。バトルに巻き込まれないように大外からスタート。多少、前後左右の人達と接触はありましたが、特に問題なし。全体で1400人くらいスタートだったこともあり、周りに人が少なく感じました。結構、いい感じで泳げたと思ったのですが、終わってみたらタイムはいまいち。
バイク
Cabo San Lucas – San Jose del Cabo間の2周回コース。バイクは本当にきつかった。アップダウンがきつく、ひとつひとつの上り坂が長い。特に空港へ向かうToll Roadは、風も強く、2周目は全然進んでないように感じました。バイクに強い人は風があっても早いと思いますが。今回のバイクコースでは、マイル表示もキロ表示も一切ありませんでした。今どき皆さんサイクルコンピュータは当たり前だからでしょうか。路面は当然、全部舗装されていますが、ゴルフカップ大の穴が開いていたり、最悪なのはスピードバンプ(反射板の付いた幅10cm位のと丸いのが格子状に3列になってる)。これが何箇所かあって、特に下りにあるときは、危険です。ブレーキ掛けざるを得ず、とてもストレスです。2周目70マイル付近で後ろを走ってた人から後輪をチェックしろと言われ、確認すると空気が殆ど抜けてました。近くのエイドまでたどり着き、メカニックに修理してもらいました。パンク修理セットは持ってましたが、全部やってくれました。チューブもタダでした。その時、ペダルを手で回し、ディレイラーの確認をしてくれたのでですが、ガタンガタンと音がして、見てみると、後輪のスプロケット下のプーリーが半分くらい欠けてました。このまま行くしかないと言われ、使えるギヤで何とかバイクフィニッシュ。
ラン
San Jose del Cabo ホテル街の3周回コース。街中なので、応援がとても盛り上がってました。バイク終了時点で体力的にかなりしんどく、気持ち悪くなって食べ物・飲み物何も受付けなくなってしまいました。足はまだ動いたのですが、とにかく気持ち悪くなって、走り続けられませんでした。今回、初めて家族がレース中に応援してくれていたこともあり、1周目は頑張りましたが、2周目前半でとうとう戻してしまい、その後は少し楽になって、また走れたのですが、また戻してを繰り返し、睡魔にも襲われ、フラフラでした。これはマジやばいとも思いましたが、なんとか完走しました。

この写真は、ランの1周目。
まだ、大丈夫だった時。
 






5日目-レース翌日
レースでの疲れもあったのですが、家族が楽しみにしていたホウェールウォッチングツアーに行ってきました。ホテルから送迎バスで、Cabo San Lucasの港へ。そこから20人乗りモーターボートで最初は観光。ロスカボスのシンボルである穴の開いた岩、アシカがいるところとか、かるく見物。そこから加速(かなりのスピード)で鯨ポイントへ。シーズンは12月から3月ということで、めでたく鯨を見ることができました。最初は、鯨親子がゆっくり水面から出てきては潜り、ここで皆さん写真をバシバシ撮る。しばらくそれを繰り返している時に、船長が鯨が跳ねたのを発見。よくホウェールウォッチングの写真に写っているあれです。その鯨ジャンプポイントまで全速力で向かいました。このスピードがまた凄かった。そして、そこでは鯨が跳ねる跳ねる。見に来た甲斐がありました。家族も皆、大喜びでした。

夜は、アワードセレモニーに行ってきました。ここで普通は食事がありますが、今回はありませんでした。同じホテルに泊まってたスロベニアから来たブランコさんがエイジ優勝されたので、記念撮影してからホテルに戻り、食事しました。
 












6日目
最終日はホテルでまったり。子供たちとプール三昧でした。
おしまい