2012年11月、Run for Japanの最中にクボタマさんに誘われたのかそもそもの始まり。
「そーちゃん、一緒にフロリダアイアンマン出ない?」
ボランティアをして獲得したIronman New York Cityがキャンセルとなりお流れとなった初のアイアンマン挑戦をどうしようか考えていた自分にとって、「コースがフラットだよ」という言葉は甘美な響きをもって迫ってきた。
急いで家に帰りパソコンの前でスタンバイ。
Registration開始の瞬間を逃さない為に、ブラウザの画面をリフレッシュし続けること10分。
オープンとともにエントリーを済ませた!
(クボタマさんもエントリー成功したものの、急遽帰国が決まりバイクを売却。かわりにNYCマラソンに出場したらしい。残念・・・。)
さぁ、これからが大変だ!
レースまで一年。
練習しなければ・・・
自分が練習嫌いであるということを承知した上でたてた2013年の準備プランは、『とにかくレースに出まくって経験値を上げること』。
アイアンマンまでに出た2013年のレースは以下の通り。
- Montauk Triathlon (Olympic)
- Lincoln Park Triathlon (Sprint)
- New York City Triathlon (Olympic)
- Deep Pond Triathlon (Sprint)
- Lake George Triathlon (Olympic)
- Westchester Toughman (Half Ironman)
特に猛暑の中行われたNYC TriathlonとWestchester Toughmanでは、補給・給水の失敗から熱中症と筋痙攣に襲われた苦い経験から、レース中の補給と給水のやり方を考えるきっかけになった。
ところで、今年は色々な意味で転機になった年だった。
特に、去年の暮れに出会った今の妻とは、交際3ヶ月で婚約、婚約3週間で結婚という記録的なスピードでトランジションを済ませた。
スプリントディスタンスのようなペースでここまで来ましたが、ロングのつもりで末永く仲良くやっていきたいものです。
今回のアイアンマン挑戦も含め、彼女にはこれ以上ないサポートをもらいました。
本当にありがたいです。
さて、Ironmanブランドのレースはこれが初めて。そして飛行機で移動するレースもこれが初めて。知らないことが多くてドキドキ。
特にバイクの移動をどうするかというのが一番の問題だった。
噂ではバラしてスーツケースに入れてしまえば、普通の荷物としてチェックインできる($25くらい)とか、できないとか・・・
でもそのサイズのスーツケースを探さなきゃいけないし、バラす作業が面倒臭そうだぞ。
次のオプションは、バイクケースに入れてオーバーサイズの荷物としてチェックインする方法。
調べたら、これは片道$200かかるらしい。
バラす手間もあるし、そもそも巨大なバイクケースを持ち歩くことになる。
こういうことは経験者に聞くのが一番、ということでシャカリキ大先輩に相談してみた。
そ:「シャカリキさん、バイクばらさなきゃいけないんですが、ペダルってどうやって外すんでしょうか?」
シャ:「・・・・・・。そうちゃん、TriBike Transport使った方が良いよ。」
調べてみたら、TriBike Transportは$325で自転車をバラさずそのままレース会場まで送ってくれるらしい。ペダルを外す必要があるみたいだけど、それもお店の人がやってくれるらしい。
これはお得だ!
結局、TriBike Transportを使うことにした。
マンハッタンでは、NYC Veloという2nd Avenueにある自転車屋さんが代理店をやっている。
オンラインで予約をして、バイクをドロップオフ。
レース2日前にペダルだけ持って会場に着くと、ちゃんとバイクが到着していた。
もちろんペダルも取り付けてくれた。
何て素晴らしいサービスなんだ!
Panama City Beachは、エメラルドグリーンの海と白い砂浜が印象的だ。
このビーチから3000人のいい大人が一斉に海に飛び込むのか・・・。
シュールだ。