来年からIronmanシリーズ 70.3 World ChampionshipはAustriaへ会場移動。
その翌年はAustraliaへ、と当分北米には戻ってこなさそうなので、Syracuseで回ってきたRollDownをありがたく頂戴することにした。
実はこのレースの2週間前にIroman Louisvilleにも出る予定だったが、直前にまさかのBike Crash。
あ、まさかっていうのは間違いで、またBike Crash。
知り合いたちの話を聞くと、40代後半っていうのはよくCrashするらしい。
多分、反射神経とかがおっつかなくなってくる年代なんだろうな。ハハ、Ageingってやつ?
なので、LouisvillはSkipしてこの大会に出るために療養に励んだ。
Mont-TrembalntはMontrealから車で2時間くらいのスキーリゾート地。
BikeはTribiketransportで運んだので、人間だけ飛行機+レンタカーで現地へ。
今回は珍しくLeeも同行。(ワンちゃんはお留守番)
リゾート村はちっちゃいけどヨーロピアンな感じでかわいいのだ。
このリゾート村がレース会場の中心で、トランジッションやStart/Finishラインがここに固まっている。
私たちが泊まったのはHotel Mont-TembalntというB&Bが大きくなったようなホテルで、会場から車で5分くらい。
不便かなぁと思ったけど、レンタカーもあったしレース当日はオーナーが会場まで朝送ってくれるというサービス。朝食付きで隣にはBikeShopもあり。中心地のホテルと値段を比べるとパフォーマンス的にはかなり◎。
さて、レースについて話をもどそう。
まずSwim。
フルのIronmanとちょっとコースは違うが同じ、Trembalnt湖。
2kはStartからEndまで小島をぐるっとする周回コース。
水温は70F、24℃くらい。気持ちいい冷たさ。
ウェットが苦手な自分はどーしよーかと悩む。 2kぐらいだし別に冷たくないしSwinSkinでいきたいなあ。
次にBike。
これは確かフルのBikeコースの1周分だったはず。
Total Elevationはそれほどでもないが、最高15%のヒルあり。ふうん。。。
Run。
どうやらUpDownの続くRollingHillなコース。
Maxが24.4%! ムムム。
http://m.ironman.com/triathlon/events/americas/ironman-70.3/world-championship/athletes/course.aspx#axzz3CmAkDfb9
金曜のウェルカムセレモニーは、まあいつも通り。
IronmanのCEOも来てたし、ケベックゆえにシルクドソレイユのパフォーマンスもあり。
去年のラスベガスとかなりかぶる。
土曜は雨模様。
でもBikeを乗っておかないといけないのでちょっと乗ろうとしたら、あれ、Di2のリモート本体がない!
すっごく焦った。でもよく見たら固定していたバンドが無くなってリモート本体がぶらーんとなっていた。
もー、仕方ないなぁ、なんかで固定しないと。とEXPOでもらったゴムのリストバンドで留めておいた。
割とOK!
この後は試泳と試走。
ホテルからランニングしてSwimStartのビーチまでいき、30分後にLeeには車でSwimグッズの入ったバッグをもって車で来て、って言っておいた。
しかし待てど暮せどやってこない。
イライラも頂点を超え過ぎたころ、慌てて姿を現すLee。
「SwinEndのほうに行っちゃってさ~。」
スタートっちゅうたやん! で、バッグは?
「あ、忘れちゃった。」
。。。。
もー、お前は今後レースには付いてこなくていい!!!
と言いそうになったがぐっと我慢した。
どうせ直前までインタネットしてて焦って出てきたんだろう。全くもーーーー。
こんな事からも、改めてレースで頼れるのは自分だけなのだ、という事を自分に言いきかせる。
BikeとCheck-inしてギアバッグを預ける。
すると、すんごく小さい着替えテント。こんなテントこれまでのIMで見たことない。
「へ?こんなんでみんな入るの???」とすごく疑問。
でもその疑問はレース中に答えがわかった。
土曜の夜はがっつり肉を食べて就寝。
Hotel近くのここのBBQ屋はうまかった。
レース当日。
SwimのWaveがしっかり分かれているので、F45-49のおばちゃん組は8:56とすごく遅い。
速い兄ちゃん姉ちゃんたちは先にさっさとスタートってわけだ。
ま、そのほうがモタモタしてる私なんかは気が楽でいいかな。
昨日と違って気温はぐっと低くなったが風は弱くて、もう水面に白波は見えない。
ウェットもスイムスキンも持ってきたが、まだどうしようか迷っている。
だって、誰一人としてウェット着てない人がいないんだもん。。。
なんか、恥ずかしいのでやっぱウェット着ることにした。ハハハ。。。
スタートはカナダ空軍?のジェット機が上空をビューンと飛んでって花火がパーン!と上がって、と派手なスタート。
空軍はPROだけだったけどさ。
さておばちゃん組のスタート。
いつもは和気あいあいな感じだけど、さすが選抜は違う。波打ち際で陸上の中距離のスタートのようにスタンバイしてる。
あ、私は控えめに2列目の端っこにて場所取り。
スタート。
ここのコースはかなり泳ぎやすい。水もきれいだし水温もちょうどよい。
Waveだからバトルもない。
と寛いで泳いでいたら後ろからもっとおばちゃん組、そしておじちゃん組がやってくる。
続々と抜かされる私。
でもフンフンフンと気持ちよく泳ぎ続ける。
きらきらと輝く太陽、水面も反射してキラキラ。周りで抜いていくスイマーのフォームのきれいな事。
あぁ、こんないい気分で泳いだレースはそうそう無かったな。
で、上がったらAGE95人中91位。
ぷっ!
さて次は問題の着替えテントのT1だ。
Blueのバッグを見つけて着替えエリアに行くと、男女混合でそこらへんの椅子で着替えてるではないか。
あ~、そうか選抜な人たちは脱いでお着替えすることなんて無いわけなのね。
そーだよね~。そのまま上がって靴はいてメットかぶればいいんだもんね。そう考えればテントなんて要らんわ。
現にPROの皆さんは自分のBOXがBikeのとこにあってそこでのみT1&T2。
Bikeを取りに行くとやっぱ自分のとあと1台くらいしかラックに残ってなかった。(笑)
さーて、天気もいいしBikeも楽しむぞ~。
路面は全体的にとてもきれいに舗装されていて乗りやすい。
高速を含むコースは中ぐらいのUpDownがあるコースでなかなかいい感じ。
おっしゃー、ここらでスピード加速じゃー、と思っていたら、なんかカタカタする音が。
うーむ、なんだろう、と見たら何とエアロバーが水ボトルとともに左右にカタカタ揺れてるではないか!
ぎゃー、ネジがいつの間にか緩んだ?!
試走の時は全然大丈夫だったのに~。
危ないのでとてもじゃないけどエアロバーは使えずハンドル握ってライド。
エアロバーがポロっと取れちゃったらどうしよ~。バイクパンツの後ろにでも差して乗るかなぁ、なんてことを考えつつ上腕の裏がプルプルするのを耐えつつ乗る。
いつものレースと違ってあんま抜かせないからつまんないと思いつつも、そうこうしてるうちに会場の裏のスキー場の山が見えてきた。
結構Bikeは楽勝♪
って思ってたらコースは右に曲がって、そこからは小さなRollingHillのコースに。
するってーと、今度はダンシングしないと上げれない坂が次々と。
げげげ、どうりで15%!
終盤でこのコースはちとめげた。
フルだとこれが2回かぁ。しかも中盤と最後。むぅ、正直うれしくないコースだな。
こんな感じでBikeを終えて次はRun。
T2はテントもRedバックのすぐそこでみんな一緒にお着替え。
って言ってもシューズに履き替えるだけだけどさ。
なんか物足りないので、トイレにでも行ってみた。
今日は走りションはしないで良し。
Runコースは会場からHotelまでの道なのでもうよくわかっていた。
緩いUpDownのあるそこそこのコース。
私が走り始めるころにはTOPの人たちはとっくにFinish。
あー、すごい走りが間近で見れなくて残念。
それでも2周目に入ってる速い兄ちゃん姉ちゃんたちがガシガシと抜いていく。
自分の得意なのはRunだけど、このスピードとパワーの差を見ると言葉も出ない。
最初のHillを登る。
ピキっ!
うわ、脚が攣りまくり。
急いで電解質を摂ったが、やっぱり坂では攣ってしまう。
仕方ないので小走りでちまちま登る。
えーと、24%の坂はどこかな?
キターーー、周回の最後は会場の中心Villageの急な石畳。
そこを登ってまた急に下って、2周目。
2周目の折り返しではLeeがイエ~イと写真を撮ってくれた。
エンジョイ~。(いや、割と辛かったよ、実は)
折り返して24%Hillを登ったらあとは全力疾走で下り。
ついにFinish!!!
Swim:40:47
Bike:3:00:03
Run:1:47:40
T1:6:19
T2:2:23
Total:5:37:12
AGE95人中、66位。
すごい順位だな。(笑)
でも楽しかったぞ、70.3 World Championship 2014
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