AWAの特典のEarly Registrationで思わずポチッとしてしまったのが春の事。
ずっとRegistration Openだったから別にポチらなくても良かったって話。
まんまとIronmanのMarketingにやられたな。
MaryLandはNYから車で4時間半くらい。WashingtonDCのちょっと下。
なので、政府系の会社とかも多いのだ。
車でいけるので今回はLeeとワンちゃん同伴。
このIronman MaryLandで特筆すべきはやはりスケジュールであろう。
まずレースは日曜ではなくて土曜日。
あとAthlete Check Inが木曜と金曜の午前中もOK。
なので、NYくらいだと木曜に仕事終わってから車で現地に向かい、金曜の朝いちでパケットピックアップ、金曜の午後にBike Check In、という事が可能なのだ。
フルのIronmanは最低でも2日休みを取らないといけなかったことを考えると、これは画期的なスケジュールだ。
そして、Bike Check Outが次の日のお昼までOKな事。これもかなりいい。
正直、レースの後にバイクとギアバックを離れたTransitionまで取りに行く元気は残ってない。それよりも次の日に車でTransition横まで乗りつけてPickUpできればスゴく楽だ。
Morning Bagが無いと困るぢゃないか! と思っていたら、Finishのすぐ横にMorningBagだけは持ってきてくれていた。着替えもできるし電話もすぐかけれたので助かった。
あと、LakePlacidでもそうだったが、Welcome Celemonyでご飯は出さないかわりに$25のお食事券が使える。
これは地域のビジネスにもいいし、何よりもCelemonyのたいして美味しくもないご飯を食べなくていいのも良し。
MaryLandといえば蟹なので、$25のお食事券でクラブケーキを堪能してきた。
ここらへんの蟹は上海蟹ちっくで、身がちっちゃい。でも味は結構濃いのだ。
イベントの開催要綱においてはこれまでで一番合理的で良かったかもしれない。
今回、NY J Tri仲間からはカズさんとOhio在住のKeigoさん。
KeigoさんはFBだけのつながりだったで、今回初めてご対面。
怪我で8月に出れなかったIronman Kentuckyの名前入りタオルをわざわざ買ってきてくれた。
あと、シンシナティ名物のSky Chilliの缶詰も。
感謝、感謝。
宿泊施設は、レース会場のすぐそこには何も無い。
車で5分くらいのところにHyatt Regency、あと貸別荘がたくさんある。
私たちはEastonという車で15分くらいの街のHoliday Innに泊まった。
ワンコもOKで車で5分くらいのところにはモールもあるので悪くはなかった。
レースコースはというと、Eagleman70.3をそのまま2倍した感じ。
Swimは海のコースを2周回。
Bikeは途中部分を2周回。
Runは3周回なので、70.3とちょっと折返しが違うのかな。
OceanSwimはその日のコンディションで全然違うのだ。
レース朝はKeigoさんに一緒に車で乗せて行ってもらってレース会場へ。
まだ暗い、でも暖かくて風も無い。
コンディションとしては良さげだ。
Transitionではみんなタイヤに空気入れたりドリンクをセットしたりしている。
誰かが貸してくれるから空気ポンプを持って行ったことが無い。
今回も優しい女性が快く貸してくれた。
指差し確認。
Tubularの空気入れた、ドリンクと水セットした、Gear Bagの確認した、トイレ行った、もう何もすることが無い。
音楽でも聴いて時間まで待っていた。
MaryLandのSwim StartはLakePlacid方式。
自分のSwim時間に合わせたグループに入り、早いグループから順番にスタートしていく。
私は1:20〜30のグループに。
今日は1:20ぐらいでは終わりたいなぁ。
スタートは五月雨式に入水してくので、正直いつストップウォッチをオンにすればいいかわからなかった。
とりあえず赤いゲートをくぐったときにスイッチオン!
始まった。
もう戻れない。
SwimはEaglemanの2kのコースを2周回。
海の状態はそんなに悪くない。
でも今回は他のスイマーとConflictしっぱなし。
人のことは言えないが、これぐらいのグループはヘタれスイマーばっかなので、右往左往して当たってくるわ、ゴーグルははたかれるわ。
でMass Startのほうが全然マシだと思った。
1周目が終わって時計を見たら50分。
はぁ、今日のレースはもう終わったな…。
が、止めるわけにはいかないので、2周目泳ぎ始める。
おっと、忘れずに言っておこう。
海水温度は72℉。20℃くらい。
ウェットはOK。でも必要な冷たさではない。
私はウェットではなくてスイムスキンで泳いだ。全然冷たくなかった。
実はクラゲがウヨウヨいるらしい。
私は大丈夫だったが、同じホテルに泊まってた人がクラゲに刺されてMedical Aidで手当てしてもらったって言ってた。
刺されたくない人はフルウェットで泳ぐことをオススメ。
最後までみんなでデロデロ団子になりながら1:44でSwim完了。
T1は普通に快適。
距離も長くなくって程よい。
Bikeを押しながら走ってると、「Yabyさ〜ん!」という声。
なんとKazuさんを同じくBikeをスタート。
しばらくは街中をカクカクしながら走るのでスピードも出せず、おしゃべりしながら走る。
「なんかSwimえらく時間かかちゃってさぁ。」
「そうそう、なんでかわかんないけど、えらいかかったわ〜。」
そのうち広い道に出たので、それぞれのスピードもでBikeスタート。
Bikeはフラット、フラット、フラット。
橋の手前で”Hill”ってサインがあったけど、立ち漕ぎ3回で終了!みたいな。
そういう感じなので割とスピード出せる。
が、上りが無い代わりに下りも無いからずっと休まないで走り続けないといけないというのもある。
Bikeコースで特筆すべきは、
風。
水たまり。
風はCozumelほどじゃ無いけど割と抵抗になるくらいは吹いている。
水たまりは湿地帯に入ると満潮時には道路に深い水たまりが出現する。
そんで潮水なのだ。
そこを何回かシャーってかき分けながら走る。
シューズはビシャビシャ。
しかし、舗装状態は比較的良い。
※ちなみに一番舗装が悪かったのはNewYork Ironman
たまに農場な匂いが漂うスポットありで、旅情感覚(?)
いつも80マイルぐらいからはもう飽きてきて早く100マイルにならないかなぁってばっかり考えているのだが、次の10マイルになかなか届かない。
気持ちも身体もダレてきたけど、それでも今回は新車だったのでBikeが勝手に走ってくれた。
これまでのQRも乗りやすいBikeだったが、正直、Trekスピコン9.9は全然違う。
5:41。
Bikeは初めて6時間を切ることができた。 ROIはあったかな。
さて、最後は本気のRun。
Runもフラットなので、今回はRunのPRを狙っていた。
T2もT1と同じロケーションで、ボランティアがGearバッグを渡してくれて極めてスムーズ。
そのままコースに走り出す。
微妙にスピードを押さえつつ割といい感じで走り出す。
身体も重くないので人々を抜いていく。
何が醍醐味って、最後のRunでガシガシ抜いて走るのが一番楽しい。
途中でTimexのチームの人がウェアを見て声をかけてくれる。
こういうのも楽しい。
フルのMarylandは3周回のランコース。
意外と暑い。
そう言えば今回は補給を怠ってしまった。
ドリンクも半分手をつけずに1000kcalのみ、電解質も1回だけ補給。
明らかに足らなかった。
だからか、3周目はえらいキツくてスピードもマイル10分まで落ち込む。(走ってる時はそう思ってなかったけど)
頭もクラっとする時があってたまに意識が遠のく。
明らかに熱中症。
それでもあと1周なので、エイドまでは走ろう、エイドでは歩いていいし氷水かぶっていいから、とにかくエイドまではがんばろう。
を、繰り返した。
ようやくあと3マイル。
同じようなスピードのおっちゃんたちと励ましあいながら最後の直線道路を全力で走る。
あーーー、やっと終わった。!!!
辛かったわ〜〜〜。
いや、楽なIronmanなんてどこにも無いんだけどさ。
Runは伸びずに3:51。
LakePlacidのきついコースと2分しか違わない。ガクッ。。。
RankはAge12位とふるわなかったけど、フラットなコースが功を奏してBikeとTotalがPR。
Swim: 1:44:51
Bike: 5:41:56
Run: 3:51:43
T1: 5:06
T2: 2:37
Total: 11:26:13
ヒルクライムが苦手な人にはオススメのMaryland Ironman、でした。
以上、簡単レポートおわり。