Triathlonをこよなく愛するNew York Cityを中心とした近郊で活動するAthlete達のサイト。 レース情報やレース参加奮戦記をつづる。
Sunday, November 25, 2012
IRONMAN COZUMEL 2012参戦記 -番外編
番外編~。
レース以外のことをちょっと。
私の泊まったホテルは、Hotel Cozumel&Resort。
メインの通りに面していて、立地もよくて値段の割にはプールも大きいし部屋もそこそこ良い。
でもレストランは正直イケてない。
メインの通りはこんな感じ。
一番いいホテルはCozumel Palaceで、↑ の通り沿いでフィニッシュラインのまん前。
ここはAll Inclusiveで施設もお食事も一流。
なので、値段も一流で~す。 ※うちのホテルの3倍
ホテルのレストランのご飯がいまいちなので、私たちはすぐ近くのスーパーマーケット、CHEDRAUIに入り浸り。
ここのデリコーナーでローカルピープル如くタコスバーでタコスを作ってもらったり、フライドチキン買ったり、ヨーグルト買ったりしてご飯をたべていたのであります。
そこら辺のレストランより全然ローカルっぽいものが食べれるし、結構イケる。
チキン・モーレのタコスとポークBBQ
あと、スーパー内のパン屋で朝焼きたてのパンを買って、スタバに行って朝ごはん、というのが日課だった。
パンはよく見ないと前の日の残りとかも平気で残ってるので、できれば奥の出来立てトレーから「クロワッサン2つ頂戴。」とか「メロンパンひとつ。」とか頼もう。
メキシコのパンはバターとかあまり使ってないようなパサっとしたものが多いので、時間がたったものはマジでおいしくないのだ。
もう一軒MEGAというスーパーがあって、そこにもカフェやピザコーナーがある。
建物の一階にはスシとかヌードルのお店もあり。
ここでLeeがPlaya Del Carmenではまったスナックを発見。あまりにも袋が大きいので買わなかったけど。
島内の観光客相手のレストランは結構どこも似たり寄ったりだけど、ちょっとナイスなレストランはもっと通りを北に歩いてColonos Cuzamilという広場周辺に並んでいる。
前回行ったので今回行かなかったが、KINTA (www.kintacozumel.com) はこじゃれたビストロで雰囲気良し、料理も良し。
今回は帰国前夜、同じ通りにあるシーフードのお店、CAMILO'S へ。
ここはKITAよりずっと安くて、お魚メニューがいっぱい。
5PMまでのメニューでエビフライのタコスというのがある。私たちは夜行ったのでもうやってなかったが、ウマいらしい。
この日は 前菜にエビホタテやタコなどのMixシーフードのセビッチェ、メインはコンク貝のガーリックソテー。
Leeはスズキの魚介巻きチーズソースかけ。
飲み物は最初分からずにフローズンフルーツを頼んだが、これはアルコール無しのものだった。
なので、別にテキーラのショットを頼んで持ってきてもらい、フローズンフルーツとミックス。
ここは生のフルーツと氷をミキサーしてるので、テーキーラいれると本物のフローズンマルガリータになって、すんごくおいしいのだ。 変に甘くないのも良し。
レース翌日の晩ご飯はここで。 Margaritaville。
ここはチェーン店で、でっかいドリンクでっかいナッチョス、ワカモーレ・バーが売り。
ちなみに外のテーブルエリアからそのままザブン!と海に飛び込んで遊んでもいいのだ。
外のテーブルは雰囲気もよく、カクテルを飲みながら日が暮れていくのを見るのもGoo。
ワカモーレ・バーは、ちっちゃい屋台を引いてワカモーレ・ガール?がやってきてその場で作ってくれる。
アボガド丸々2個入ったかなりボリュームのあるもので、ハラペーニョやシアントロの入れ具合もお好みでいっぱい入れてもらえる。
最後にウマウマとか全然関係ないお話を。
実はフィニッシュのあと、Finisher's T-shirtsをもらえなかった。
タオル=>メダル=>貝のペンダント、と順番にナビゲートされていったはずなのに何故かT-shirtsもらえなくてそのままご飯のテントへ促されていった。
その時は気が付かず、後から「あ、経費節減でFinisher's Goodsは無くなったのね。」と思い込んでいた。
でーもー、次の日何人もが同じT-Shirtsを着てるのを見て、初めてもらえなかった事に気付く。
ガーン!!!
ショックで、街でそのTを着てる人を見るたびにLeeに、「もらえなかった...。」とグチる妻。
ダメもとでサイトに書いてあった大会側のメルアドにメールして、「水曜までいるから、取りにいけるなら行くから!」 とお願い。
しかし、空しくもお返事無し。 チーン
ところが!
戻って二日目に「住所を教えてくれたら送るよ~。」とメールが来た。
わー、むちゃ優しい~。(涙)
数日前に届いたのがコチラ。
NY Nicks又はNY Metsじゃないけど、IM Cozumelは青とオレンジがいつもベースカラーなのだ。
COZUMELの皆さん、最後まで本当にお世話になりました。
海外でレースができる贅沢も皆さんの運営のおかげです。
いつか、また来るぞーーーー。
IRONMAN COZUMEL 2012 参戦記 -ラン&フィニッシュ編
おぉ、そうだそうだ。
トラに方々のために書いておこう。
トラではご存知のペナルティ。
ゴミ捨てペナルティとかヘルメットのストラップペナルティとかiPodとかiPhoneとか電子機器は一切禁止ペナルティ、とかあるけど、まあ一般的なのがDraftingのペナルティ。
今までBOXに入ってる人なんて見たことなかったので特に気にも留めてなかったけど、今回はBOXに入ってるの数回見ました。
Draftingはバイクの時だけだけど、こんなルール。
- 常に左から抜き、右から抜いてはダメ
- 前のバイクとは7mの距離を保たなければならない
- 抜く時は20秒以内で抜き、1台分の自転車の距離があいたのを確認してすばやく右レーンに戻る
無視して入らないと失格。
今回はBoxには入らなかったものの、初めてマーシャルにジーっと監視される現場に遭遇。
3段になって抜いてたんですわ。
抜こうとしてた2台が右側のバイクを抜き出して、スピード落とすのがいやなので、そのまま3段目で抜いていきました。
その私の左側をマーシャルのバイクがピタっとマーク。
そりゃあ一生懸命漕ぎましたよ...。
カード貰わなくてよかったっす。
で、いよいよ最終回。
ラン&フィニッシュです。
T2終わって走り出した時に時計は8時間11分。
うーむ、これまでのランの最高記録が4時間だから、フィニッシュは12時間11分かぁ。
あんなにデロデロだったNY IRONMANよりも遅いなんて、何だかなぁ、ムゥ。
でもとにかく走り出す。
うーん、そんなに重い感じでもない。
でも、軽くは無い。
『2年前は極度のGPで次のトイレを探し求めながら走ったんだったよなぁ。』と走馬灯のように前回のランの記憶が蘇ってくる。
ランのコースは島の西側を空港に向かって北上し戻ってくるコースを3周回。
ほとんどがフラット。
エイドは暑い事もあってか1km毎に設置されてるという手厚さ。
ここでもボランティアの高校生たちが大活躍。
おなじみのGatarade、Coke、氷、それ以外にはジェルやバナナオレンジ、プレッツェル。
以外に沿道の人たちがチョコレートとかも用意してくれたりしてる。
COZUMEL特筆なのがお水。
ただカップに入ってるような水ではない。
ビニールの密封されたパックに入っていて、それを歯で契ってチビチビ飲みながら走り事ができる。
氷水で冷やしておいてくれてるので、飲まなくても頭や肩や脚にパックから水鉄砲みたいにかけると、不思議に身体がリフレッシュする。
これは本当に機能的。他のIRONMANやマラソンでも取り入れてほしいアイデア。
1周目の往路を完了。
Uターン地点でチップが読まれてピッ。
マラソンでもそうだが、私は基本的に最初から飛ばして走る。
だからいつも辛い顔して走ってる。
で、どこかで壁に当たってスピードが落ちるわけだが、その壁が先に来ることを願って、とにかくできるだけ全力で走る。
1周目が終わった。
時計を見たら、9時間23分。
「ん?1周1時間12分っちゅう事は、3倍で3時間36分? え、マジで? なんか...」
速いんちゃう?!
で、今までのどよよ~ん気分が、いきなりヨ~ロロイホ~。 ※スイスのあれネ、あれ。
ちょっとまたここでいっておきますと、COZUMELは距離のサインがあんま出ていないのであります。
Garminなんてものをつけていない私は距離サインが無いとどんなペースがわからんのですよ。で、1周終わってようやくペースがはっきりしてった訳よ。
気分も良くなって、2周目はなんだか張り切りモード。
往路では見覚えのあるTeam名が書いているジャージを抜く。
Kona Winds...
おぉ、これはドM夫妻の夫殿ではないか。
声はかけないでそのまま抜く。
その20m先、また同じジャージ。
ドM夫妻の妻どの!
なんでこんなとこまで仲良く同じポジションなの~。
と、軽く驚き。
2周目の終わりのUターン地点。
誰かが沿道で叫んでいる。
「ヨーーーーシーーーー!」
Lee(ダンナであった)。
目印の日の丸の旗は丸まって目印になってなかった。
そして普段は名前で呼ぶことなんて無いのに、さすがに「マミー!」とか「Babycakes!」とか言っても分からないので、そうしたようだ。
乗り出して叫ぶLeeに、
「One More Loop !!!」 と捨て台詞のように叫んで3周目に突入。
1周目の終わりごろ。まだ明るい。ナンバーが前張り風~。
3周目になると夜のとばりがすっかり降りて、結構真っ暗。
それと共に疲労も表に現れてくる。
いいペースで走ってた兄ちゃんを見つけた。
この兄ちゃんについてけば12時間は切れる、もしかしてPBも???
と、一生懸命ストーカーするが、 30km超えてからは段々離されていってしまった。
次のいいペースの兄ちゃんを見つけてまたストーカー。
また、離されてく。
ペースが激しく落ち込んできた。
でもあと7km、たった7km。
ここでも思う。
終わらないレースなんてどこにも無い。とにかく走れ。
ようやく街のなかに入ってきた。
でっかいメキシコの国旗がはためくそこはフェリー乗り場。
その先にはちょっと突き出たクルーズ発着場とモール。
その先はもう一直線でゴール。
近づく、近づく。
沿道の人波が多くなってくる。
日の丸と日本人の応援も聞こえる。
Leeもいた!
もうゴールはすぐそこ。
やっと終わったぜ!!!
12:01:30でフィニッシュ。
12時間は切れなかったけど、2年前より1時間34分の短縮。
内訳は、
Swim: | 1:45:35 |
Bike: | 6:17:03 |
Run: | 3:48:56 |
Overall: | 12:01:30 |
タイム的にはあまり満足ではないけど、実はBikeもこれまでの6:19:18より2分短縮のPB、Runは4:00:14より11:20短縮のPB。
それなりの成果はあったと思う。
ま、全然練習してなかったRunが大幅更新したのはかなり予想外ではありましたが。
Division(40-44 女子)では11位、女子全体では77位、全体では556位。
Swim完了時点ではDiv 44位、Bike完了時点ではDiv29位、Runでは最後に11位。
お疲れ様、自分...。
っていえない気分だけど、この後味の悪さは、次に必ず繋げたい。
次は絶対Bikeを6時間切りたい。
そして、2013年8月は、
Louisville Kentucky。
待っていてくれ、来年の自分。
IRONMAN COZUMEL 2012参戦記 -バイク編-
前回のスイム編で書き忘れました。
海にはクラゲが’うようよ’いたよ。
ちっちゃいのにはたまにチクリとやられます。
でも、水中のお魚とか見れたりします。和み~。
スタートはこんなんです。
【バイク】
T1はスイムフィニッシュからバイクスタートまで結構遠いので時間がかかる。
6:27だったらまあまあかな。
さて、落胆で終わったスイムから気を取り直してバイクへ。
今回の気温はそれほど高くない。
華氏80度くらい。湿度も程よし。NYの真夏に比べると極めてさわやか。
バイクは島の南西からスタートし、南側を海岸沿いに半時計周りで走って、途中で幹線道路を左折して島を東から西に横切るコースで、これを3周回。
基本的にAll Flat。
なので坂で脚がやられることはないのであるが、その代わり下り坂とかで休めるという事もない。
常に漕いでないとだめなのだ。
あと、
普段私たちが練習してる時って路面は割合スムーズだから、たまにレース出た時に路面がすごーく悪いコースで嫌な思いをすることがあるが、COZUMELはまさにそれ!
スタートして海風区間(海風が非常に強くてスピードが出せない30kmの区間)に行くまでの路面が、悪い悪い。
もうガタガタしっぱなしで全身バイブレーターマッサージされてるみたいな感じ。
パンクの人もガタガタ区間では他より多かったな、そういえば。
でも、ここでは出来るだけ飛ばすように心がける。
野郎たちも結構抜いたと思う。
と思ってるうちに海風区間へ突入。
ここは風でスピードは出せないのだけど、路面は舗装したてなので滑らかなのだ。
マジでほっとする瞬間。
風に押されて「うわ~、ツラ~」と、小声で独り言言ってると、後ろからシャッシャッシャとホイールの音が近づいてくる。
そう、2周目にはProの人たちがもう抜いていってるのだ。
「脚なげ~な~」と、また独り言ブツブツ。
風びゅーびゅー
海風区間が終わると西に向かう道路をひたすらまっすぐ。
ここでも出来るだけスピードをだすように頑張る。
沿道の応援もここから段々多くなる。
途中ではでっかい日の丸を掲げた日本人の応援チームが太鼓を叩いて応援してくれていた。
全然知らない人だけど、「ありがとーー!」とか「2周目~~~」とか、「これで最後だぁ!!!」とかその応援団に叫びながら通り過ぎる。
応援があるのはやっぱ嬉しいなぁ。
2年前の事を思い浮かべる。
前回は3周目にはどうやらお腹の調子がもう悪くなっていて、水も飲みたくない状態だった。
お腹も張っていたのだけどバイクに乗ってたからGPに気付かなかったってわけなのだ。
今回は薬を飲んでいたのでそんなことはなかったが、自分のドリンクはもういいやって感じだった。
それは単にマズかったから。
水はその代わり最後まで結構飲んだ。
ここで!
参考にもならないYabyのドリンクをご紹介。
Bikeには2000kcal分のCarboProを今回はハイビスカスティー(酸っぱいやつ)で薄め、それにアミノバイタル2本とnuun2錠 溶かしたやつをボトルに積めて搭載。
アミノバイタルでかなりマズくなったんだな、これが。
私はこれでラン分も賄える位のカロリーが取れる。
だた栄養ドリンクを水で薄めながらBarの前の容器から飲むと、飛び散って自転車がベトベトになる。
これ結構気持ち悪いので、次回からは前ボトルは水だけにして、栄養ドリンクは下のホルダーから濃縮のまま飲むことにすることに決定。うん。
コースに戻る。
普通はIRONMANは2周回までだけど、3周回となるとちと飽きてくる。
2周目で「あ~、まだあと一周あるのかぁ、」って思う。
でも、「きっと誰もが同じように辛いと思ってるんだよな。」とか、
「終わらないレースなんてどこにも無いんだ。」とか、
自分に言い聞かせながら180kmを走る。
そして、最後の西に向かう左折になると、気分はもう終わったも同然。
もうちょっと、もうちょっと。 漕げ~、漕げ~。
※実際はBikeフィニッシュまでは左折地点から結構あったのであった...。
ようやくバイクの終了地点に到達。
脚というよりクビと肩がガシガシ痛くて、早く垂直になれてホッとした。
さて、タイムは?
全然6時間より遅い。
....。
本当は6時間ちょい切れるくらいで終わりたかった。
でも、全然遠かった。
再び、
どよよ~ん。
うなだれてT2テントに向かう。
続きはラン&フィニッシュ編だよ。
IRONMAN COZUMEL 2012 参戦記 -Swim編-
Yabyです。
あれから自分はどれだけ成長してるのだろうか...。
そんな事を確かめたくて、トライアスロンを始めて最初のIROMMANに選んだこの地、COZUMELに2年ぶりに戻ってまいりました。
コズメルはカンクンの右側に位置するリゾート・アイランド。
ここへのアクセスは飛行機とフェリーがあります。
飛行機はダラス経由とカンクン経由。
フェリーはペニンスラ半島側のプラヤ・デル・カルメンから約1時間。でもそんなに本数がないので、フェリーを使う時は要注意。
なーんて言ってる自分も、実はフライトはギリギリの金曜午後着。
だっていつもサンクス・ギビングの週末がレースなので、フライトがえらい高い!
木曜入りしようと思うと値段は約2倍に跳ね上がっちゃうのであります。
なので、
レース最初の難関、パケットピックアップ。 ここらへんは2年前から成長していない。(笑)
幸運にもフライトは遅れずに着いたので、先にホテルにチェックイン。
ホテルはホストホテルのCozumel Resort。ここは安い上にロケーションも良く、プールも広いのだ。
ちなみにコズメルのIronmanはホストホテルに泊まったほうがいろいろ便利。
バイクチェックインやレース当日のシャトルバスがホテル宿泊者対象に出てて、バイクメカニックもホストホテルには設置されている。
【前前日】
EXPOはコズメル・コンベンション・センター。
Finishラインからも近く、宿泊先のCozumel Resortからも歩いて数分。
かなり小さくて他のIRONMANに比べるとかなりシャビーなのであるが、ボランティアは全て地元の高校生たちによってまかなわれているのであ~る。
割かし英語も通じるし特に問題なし。彼らにとっても生きた英語も学ぶチャンスだし、Win Winなビジネス?モデルなのではないかと思う。
さて、前回かなりピンチだったCO2ポンプは果たしてEXPOで手に入るのだろうか???
万が一のために自転車に積める手動ポンプも今回は持ってきやした。
イエ~イ! 今回は無事手に入りました。3本ゲット。
おっと、ここで新情報。
どうやらCO2ポンプが機内持ち込みOKになっている模様です。
ネットでいろいろささやかれてますので、個々でご確認を。
ちなみに持ち帰ったCO2は特に没収されませんでした。
バイク(青空)メカニック
前前日といえばパスタディナー。
今年は場所が変わってなんか遠い場所になってしまったのだ。
でも無料のシャトルバスがEXPOから運行。
あ、ちなみに、これ4皿目ね。
前はもっとメキシコっぽいエンチラーダみたいなのとかブラックビーンズとかあったのに、今回はパスタとサラダとフルーツのみ。
騙して一緒に来させたLeeもガッカリ。
なので早々にお帰りバスで退散。
【バイクチェックイン】
ここからはレース前日の様子を。
スイムスタートとバイクスタートはランスタート&フィニッシュラインから遠く離れたChakanab Parkというところ。※ DropBag間違えたら取り返しつきませんよ~。
ここはマリンパークでイルカと一緒に泳げるプログラムやアシカショーなども楽しめる。
入り口すぐにはプロのバイク置き場。
Craig Alexanderのもあったはずだが、いたのを気付いたのがレース後だった...。
その奥には一般ピープルのバイク置き場。
その中でも私のはいーちばん奥だった。
バイクのバッグはこうやって柵につるしておく。
ランバッグは自転車につけておく。それをランスタート地点まで夜のうちに持っていってくれる。
この後はナンバーを書いてもらう。(100ペソできれいな番号のシールを張ってもらえるサービスが新登場してたが、私はパス。)
と、そこで偶然、某商社のトラチーム、KONA WINDSのドM夫妻に遭遇。
ドM夫妻は2年前にもお会いしてる。夫婦で同じ趣味でしかもドが付くくらいのMな練習姿勢(野犬に追われながらM City郊外の高地を自転車で練習、とか)は、いつも関心させられる。
明日の健闘をお互いに誓って別れた。
では、ここで今日のうちにSwimスタートをお見せしておこう。
この柵はイルカプールのための柵で、その外側から海にもうちょっと出たところがスイムスタート。
イルカが見れるよ~。
帰り際に、気合いれてる兄ちゃんの頭を激写。
【レース当日】
バスで5時過ぎにホテルを出発。
コーヒーもホテルでスタバのVentiサイズを調達し、バスに揺られてスタート地点へ。
トラでもマラソンでも、コーヒーはレース朝には絶対・絶対・絶対不可欠。
念のためインスタントの粉も持参する位に私にとっては重要なアイテム。
最後のひとカップを争うためなら、きっとSwimスタートのバトルより力を発揮すると思う。
で、 バス内でそんなリラックスタイムを堪能したあとは、自分のバイクの場所に行き、ちょうどそこにいた若いメキシコ人の兄ちゃんのポンプを借りてタイヤの空気を入れる。
カロリーメイト2箱食べた、キットカット食べた、アミノバイタル水飲んだ。
あー、もうバッチリ。
ノンビリしてたらMroningBagとBikeAidBagをドロップしないといけない時間に。
BikeAidBagには念のため・念のため・念のため、替え用のTubulerを一本。
使わなければ捨てられるので、自転車に積んでる1本目がパンクで使われたときのために、どーでもいい古いTubulerを忍ばせておく。
そろそろスタートかな。
今回の目標は2年前の記録より2時間縮める事。
つまり11時間35分でフィニッシュ。
これまでのPBが11時間51分(Kentucky, Louiville)だから、それより16分短縮するわけだ。
そんなに無理な目標じゃないはず。
スイムスタートのためにぞろぞろと桟橋にトラたちが詰め寄る。
待ちきれない人たちは桟橋の向こうまでいかないで海に飛び込んでいく。
その反対側ではイルカたちがジャンプや立ち泳ぎなどのパフォーマンスをして応援してくれている。
「そんな早く飛び込まなくてもできるだけイルカ見てたほうがいいじゃーーん。」と、はなっから和みモードな私。
そうはいっても、スタートしないといけないので、海に飛び込む。
「うわ!温かーい!」
やっぱ南国の海はいいわ。
前のスタートラインのほうに泳がされる。
と、いつしか気付けば周りは野郎どもばかり。
おっと、こりゃあマズイかも、
と思ってるうちにスタート!
案の定、バトルに巻き込まれる、巻き込まれる。
これが往路のUターンまで散らばらなくって、今回初めて頭を捕まれて水中深くに押し付けられましたよ、ええ。
まあ、逆にこっちは蹴りまくっていたわけなんだけど。
スイムは正直、これまでで一番キツかった。
まずは集団が散らばらなかったこと。
あんな広い海なのに、常に周りからはデカイ野郎どもがクロールでぶつかってくる。ブイ周りではまたバトル。
そして、C字のコースの最後は非常に流れがキツかった事。
泳いでも泳いでもゴールが近づいてこない。
これ、後のネットリサーチで”レースを振り返って”みたいな記事を見たら、その箇所は岸に近いとこを泳げばもっと楽だったらしい。知ってる人は割かし早く上がれてたっぽい。
Swim上がってみたら、1時間45分。
ガビーーーン!
あー、もうPBなんて絶対無理だわ。
いつもより25分も遅いし...
どよよ~んとした気分で着替えのテントに向かうのであった。
バイク編に続く。
あれから自分はどれだけ成長してるのだろうか...。
そんな事を確かめたくて、トライアスロンを始めて最初のIROMMANに選んだこの地、COZUMELに2年ぶりに戻ってまいりました。
コズメルはカンクンの右側に位置するリゾート・アイランド。
ここへのアクセスは飛行機とフェリーがあります。
飛行機はダラス経由とカンクン経由。
フェリーはペニンスラ半島側のプラヤ・デル・カルメンから約1時間。でもそんなに本数がないので、フェリーを使う時は要注意。
なーんて言ってる自分も、実はフライトはギリギリの金曜午後着。
だっていつもサンクス・ギビングの週末がレースなので、フライトがえらい高い!
木曜入りしようと思うと値段は約2倍に跳ね上がっちゃうのであります。
なので、
レース最初の難関、パケットピックアップ。 ここらへんは2年前から成長していない。(笑)
幸運にもフライトは遅れずに着いたので、先にホテルにチェックイン。
ホテルはホストホテルのCozumel Resort。ここは安い上にロケーションも良く、プールも広いのだ。
ちなみにコズメルのIronmanはホストホテルに泊まったほうがいろいろ便利。
バイクチェックインやレース当日のシャトルバスがホテル宿泊者対象に出てて、バイクメカニックもホストホテルには設置されている。
【前前日】
EXPOはコズメル・コンベンション・センター。
Finishラインからも近く、宿泊先のCozumel Resortからも歩いて数分。
かなり小さくて他のIRONMANに比べるとかなりシャビーなのであるが、ボランティアは全て地元の高校生たちによってまかなわれているのであ~る。
割かし英語も通じるし特に問題なし。彼らにとっても生きた英語も学ぶチャンスだし、Win Winなビジネス?モデルなのではないかと思う。
さて、前回かなりピンチだったCO2ポンプは果たしてEXPOで手に入るのだろうか???
万が一のために自転車に積める手動ポンプも今回は持ってきやした。
イエ~イ! 今回は無事手に入りました。3本ゲット。
おっと、ここで新情報。
どうやらCO2ポンプが機内持ち込みOKになっている模様です。
ネットでいろいろささやかれてますので、個々でご確認を。
ちなみに持ち帰ったCO2は特に没収されませんでした。
バイク(青空)メカニック
前前日といえばパスタディナー。
今年は場所が変わってなんか遠い場所になってしまったのだ。
でも無料のシャトルバスがEXPOから運行。
あ、ちなみに、これ4皿目ね。
前はもっとメキシコっぽいエンチラーダみたいなのとかブラックビーンズとかあったのに、今回はパスタとサラダとフルーツのみ。
騙して一緒に来させたLeeもガッカリ。
なので早々にお帰りバスで退散。
【バイクチェックイン】
ここからはレース前日の様子を。
スイムスタートとバイクスタートはランスタート&フィニッシュラインから遠く離れたChakanab Parkというところ。※ DropBag間違えたら取り返しつきませんよ~。
ここはマリンパークでイルカと一緒に泳げるプログラムやアシカショーなども楽しめる。
入り口すぐにはプロのバイク置き場。
Craig Alexanderのもあったはずだが、いたのを気付いたのがレース後だった...。
その奥には一般ピープルのバイク置き場。
その中でも私のはいーちばん奥だった。
バイクのバッグはこうやって柵につるしておく。
ランバッグは自転車につけておく。それをランスタート地点まで夜のうちに持っていってくれる。
この後はナンバーを書いてもらう。(100ペソできれいな番号のシールを張ってもらえるサービスが新登場してたが、私はパス。)
と、そこで偶然、某商社のトラチーム、KONA WINDSのドM夫妻に遭遇。
ドM夫妻は2年前にもお会いしてる。夫婦で同じ趣味でしかもドが付くくらいのMな練習姿勢(野犬に追われながらM City郊外の高地を自転車で練習、とか)は、いつも関心させられる。
明日の健闘をお互いに誓って別れた。
では、ここで今日のうちにSwimスタートをお見せしておこう。
この柵はイルカプールのための柵で、その外側から海にもうちょっと出たところがスイムスタート。
イルカが見れるよ~。
帰り際に、気合いれてる兄ちゃんの頭を激写。
【レース当日】
バスで5時過ぎにホテルを出発。
コーヒーもホテルでスタバのVentiサイズを調達し、バスに揺られてスタート地点へ。
トラでもマラソンでも、コーヒーはレース朝には絶対・絶対・絶対不可欠。
念のためインスタントの粉も持参する位に私にとっては重要なアイテム。
最後のひとカップを争うためなら、きっとSwimスタートのバトルより力を発揮すると思う。
で、 バス内でそんなリラックスタイムを堪能したあとは、自分のバイクの場所に行き、ちょうどそこにいた若いメキシコ人の兄ちゃんのポンプを借りてタイヤの空気を入れる。
カロリーメイト2箱食べた、キットカット食べた、アミノバイタル水飲んだ。
あー、もうバッチリ。
ノンビリしてたらMroningBagとBikeAidBagをドロップしないといけない時間に。
BikeAidBagには念のため・念のため・念のため、替え用のTubulerを一本。
使わなければ捨てられるので、自転車に積んでる1本目がパンクで使われたときのために、どーでもいい古いTubulerを忍ばせておく。
そろそろスタートかな。
今回の目標は2年前の記録より2時間縮める事。
つまり11時間35分でフィニッシュ。
これまでのPBが11時間51分(Kentucky, Louiville)だから、それより16分短縮するわけだ。
そんなに無理な目標じゃないはず。
スイムスタートのためにぞろぞろと桟橋にトラたちが詰め寄る。
待ちきれない人たちは桟橋の向こうまでいかないで海に飛び込んでいく。
その反対側ではイルカたちがジャンプや立ち泳ぎなどのパフォーマンスをして応援してくれている。
「そんな早く飛び込まなくてもできるだけイルカ見てたほうがいいじゃーーん。」と、はなっから和みモードな私。
そうはいっても、スタートしないといけないので、海に飛び込む。
「うわ!温かーい!」
やっぱ南国の海はいいわ。
前のスタートラインのほうに泳がされる。
と、いつしか気付けば周りは野郎どもばかり。
おっと、こりゃあマズイかも、
と思ってるうちにスタート!
案の定、バトルに巻き込まれる、巻き込まれる。
これが往路のUターンまで散らばらなくって、今回初めて頭を捕まれて水中深くに押し付けられましたよ、ええ。
まあ、逆にこっちは蹴りまくっていたわけなんだけど。
スイムは正直、これまでで一番キツかった。
まずは集団が散らばらなかったこと。
あんな広い海なのに、常に周りからはデカイ野郎どもがクロールでぶつかってくる。ブイ周りではまたバトル。
そして、C字のコースの最後は非常に流れがキツかった事。
泳いでも泳いでもゴールが近づいてこない。
これ、後のネットリサーチで”レースを振り返って”みたいな記事を見たら、その箇所は岸に近いとこを泳げばもっと楽だったらしい。知ってる人は割かし早く上がれてたっぽい。
Swim上がってみたら、1時間45分。
ガビーーーン!
あー、もうPBなんて絶対無理だわ。
いつもより25分も遅いし...
どよよ~んとした気分で着替えのテントに向かうのであった。
バイク編に続く。
Monday, November 19, 2012
Brooklyn Marathon 2012
♪ あの~ヒトぉ~は行って行ってまった、あの~ヒトぉ~は行って行ってまった、もう帰らぁなぁい~♪
12月にジャカルタ赴任のためにNYを去ってしまったShuさんの最後のレポートです。
泣いてやってください。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Date: 2012/11/19
Place: Brooklyn
Prospect Park
Race: Full
Marathon
Actual Time: 3:42:09 (Place 112/443)
Target: 3:43:00(@8:30/Mile)
·
Entry
さて、Ironman US Championshipの歓喜のゴールから数カ月後、今シーズの閉めとしてフルマラソンに出ようかと思案。何かレースないかな・・・と探していると、ありました。ブルックリンマラソン。コースを見るとProspect Parkを小回り3周+大回り6周する周回コース。まぁ、ええか。家から近いし、時期も手頃。ということで、Registration完了。誰か一緒に出る人いないかな、と周囲に声がけするも見つからず。友人のほとんどはNYCマラソンにEntryしており、日程がNYCの直後であることに気づく。こりゃ、あかんわ。
·
10月
9月のWestchester Tri Race (Olympic) の後、さすがに気が抜けて練習Pace Down。週に4-5回、1回が1時間程度になっていた。そこで、少しずつ週末のRunの距離を延ばす。10月中旬からTrailやRoadで2時間/回のLSDを開始。
ただ、昨年からIronmanに向けて練習してきた甲斐あって、10分/Mileのペースが体に染みついている。いつも10分ペースで安定・・・でも、待てよ。
10分/Mileでフルマラソンに換算すると、約4時間20分。
9分/Mileでも4時間弱?
ほんまかいな!
8分50秒/Mileでやっと自己記録(3時間50分)か?
そんな当たり前のことに、今更ながら焦るオレ。LSDで頑張ってペースを上げても、9分/Mileどまり。しかもそれが続かない。8分台で26Mileも走り続けることなんて、Imageすらできへん。やばいやんけ-。
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11月
さて、この頃、職場でもマラソンのことが話題になっていた。(Ironmanを完走して以来、職場では「Shu,
次のレースは何?」という質問が挨拶代わりに。)
社員「次のレースいつ?」
オレ「11/19 Brooklyn Marathon」
社員「Ironman完走したんだから、フルマラソンなんてpiece of cakeね。」
オレ「うーん、そうかなぁ。(そのpieceがピリ辛のような気がすんねんけど。。。)」
社員「頑張ってね」
オレ「うん、ありがとう」
さて、そのピリ辛レースに対応すべく、Race2週間前(断っておきますが、
2週前です、皆様。1週前ではございません。念のため。) に26Mile LSDを敢行。なかなか9分/Mileを上回るペースを維持できない。結局、4時間12分程度でゴール。ただ、後半の落ち込みが小さかったのは収穫。さて、Raceのペース設定はどうしよう。後半つぶれるのを覚悟でスタートから8分/Mileで突っ込むか?あくまで自己記録を確実にねらいにいくか?もうちょっと考えようっと。
ちなみに11月に予定されていたNYCマラソンが台風の影響で中止になった。台風で家財の多くを失い、不自由を余儀なくされている友人もいる。その一方、このRaceのために何カ月も前から準備をしてきた多くのRunnerもいる。新聞記事に出ていたあるRunnerのコメントが胸に響く。「このレースに出るために、1年以上も前から飲みたいものも我慢して、食べたいものも我慢して、時間を犠牲にして練習を積み重ねて来たのよ。But I understand the cancelation.」普通に練習ができること、Raceが開催されることのありがたさを感じる。
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レース当日
さて、26Mile LSDから2週間のテーパーをはさみ、レース当日を迎える。Race3時間前起床、シャワー、ストレッチ、朝食、、、といつものルーティーンを進める。この緊張感が心地よい。
愛車のハンドルを握り、レース会場のProspect Parkへ向かう。ちなみにこの頃、異動の内示が出ており、今レースがNY駐在の最終レースになることがほぼ確定。(異動直前のこの時期にレース出んのか?と上司はあきれてた。)この2年間、NYで出場してきたレースのことをアレコレ思い返して感傷的になる・・・かと思いきや、全くそんなことなかった。頭の中はペース配分のことで手いっぱい。結局、目標タイムは8分35秒/Mile、合計3時間45分にセット。 確実に自己記録更新をねらうことにした。
レース中、冷え込むことも想定して、長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、Arm Warmer、手袋、スパッツを着込む。これに上からクリーニング用のビニルをかぶる。
↓
ビニルをかぶるのって「基本」かと思ってたのですが、そうでもないんですね。参加者400人超、ビニル袋かぶってるのオレだけ。あれ?そんなもん?
スタート直前にアメリカ国歌斉唱。この瞬間だけ、Ironmanのスタートの瞬間を思い出す。目に涙がにじむ。やっぱり、レースに出られるって幸せ。
(そういえば、小学生の頃、TVでマラソン中継の見ながら母親が言ってた。「スタートやね。この人たち、今からフルマラソン走るって、どんな気持ちなんやろね?3時間以上走るねんで。嫌やろなー」前略、母さん、そんなことありません。スタート前ってかなり幸せな瞬間です。)
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スタート~ 9Mile
そんなこんなで(どんなんやねん)、レーススタート。一番やってはいけないのは、雰囲気に興奮して集中しないままにOver paceになること。あくまでも自分の身体に耳を澄ませながらペースを刻む。最初の1Mile通過。手元時計で7分48秒。体も軽い。うん、まぁいいだろう。8分/Mileで行ける所まで行こう。
2mileを過ぎたころ、早くも汗ばんでいることに気づく。思ったより暑いか?ということで、ビニルを破って脱ぐ(ちゃんとAid Stationのごみ箱に捨てました)。Arm
Warmerはいらんかったか?汗で脱水症状になっても仕方ない。Arm Warmerは早々に手首まで下ろした。
5Mile経過。ここまでほぼ8分/MileのEven Pace。えー感じである。しかし暑い。上に重ね着していた半袖シャツを脱いでコース脇に放る。(お気に入りのSyracuse Half Ironman Tシャツ。レース後回収できました。(喜))
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9 ~ 12Mile
大回りコース(全部で6周)に入り、上り坂を迎える。10Mile目が8分36秒/Mile。平地・下り坂を8分ペース、登りを8分30秒ペースでいけば、ええかな。12Mileまでほぼ8分/Mileを維持。
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13 ~ 24 Mile
順調に思えた前半戦。しかし13Mile目のLapが8分44秒。ここへ来て初めて目標ペースを下回る。「キタキタキタ!」後半にペースが沈むのは織り込み済み。問題はどれだけ我慢できるか。Ironman Lake PlacidのRunを思い出す。吐き気と闘いながら、歩きたい誘惑と闘いながら通り過ぎた中間地点。そして、果てしなく遠く感じた後半の13Mile。それと比べたらRunだけなんて楽勝!(と自分に思い込ませる。)
ここが勝負どころ。自分のFormが崩れていることに気づく。1年以上かけて鍛えてきた体幹を意識して使う。From・Paceを取り戻し、14,15Mileを8分33秒、8分16秒と盛り返す。
しかし16~19Mileは8分50秒前後、20Mileは9分18秒にまで後退。
おい、このまま沈むのか?
「You are Ironman」
魔法の言葉で自分を奮い立たせる。こっからが勝負だ。
21・22Mileは8分30秒前後。Timeを見て鳥肌が立つ。よく盛り返した。いける。頑張ってるぞ、オレ。
23・24Mileを9分前後でしのぐ。残り2Mile。よし、もういいぞ。全てを解放して、Pace Upしていいぞ。
25・26Mileは8分14秒、8分28秒までPace Up。
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ゴール
タイムは3時間42分。自己記録達成。
後半、ペースが落ち始めたときによく我慢したと思う。そう言えば、今回は”Hit the wall”がなかった。今シーズンは全てのレース(Half1本、Ironman2本、Olympic1本)で吐き気と闘ってきたけど、今回は非常に順調だった。満足。次は3時間30分切りをねらうかなー。
これにて今回の駐在期間のRace終了。今、(ご指示頂いた通り) Flightの中で報告記を書いています。今回はフルマラソンでしたが、なんでトライアスロンをやるのか、ずっと考えてました。
理由1:練習の成果が出るから。Sprint種目と違って、Endurance種目って、年齢が高くても伸び続ける、練習の成果が出やすい気がします。時間の犠牲は大きいですが、積み重ねた努力が結果に出てくるときの手ごたえはとてもやりがいがありますね。
理由2:舞台に立てるから。特にIronmanは特別な舞台です。1年以上、練習を積んできた人だけが立てる舞台です。観客もボランティアの方々もそれを知っています。その最高の舞台に立つことができること、自分の力を試すことができること、これはやめられません。
理由3:仲間がいること。同じことに興味を持つ仲間とその思いを共有できることは、幸せなことだと思います。Jトラの皆さんと、バカ話・感動話で盛り上がることができたのはとても楽しかったです。ありがとうございました。
おしまい。
Appendix:帰宅後...
本人事情により(笑)、この部分削除いたしました。
Appendix2:ペース結果
後半、特に20Mileの後、よく我慢したと思う。よくやった!
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