Sunday, November 25, 2012

IRONMAN COZUMEL 2012 参戦記 -Swim編-

Yabyです。


あれから自分はどれだけ成長してるのだろうか...。

そんな事を確かめたくて、トライアスロンを始めて最初のIROMMANに選んだこの地、COZUMELに2年ぶりに戻ってまいりました。


コズメルはカンクンの右側に位置するリゾート・アイランド。
ここへのアクセスは飛行機とフェリーがあります。
飛行機はダラス経由とカンクン経由。
フェリーはペニンスラ半島側のプラヤ・デル・カルメンから約1時間。でもそんなに本数がないので、フェリーを使う時は要注意。

なーんて言ってる自分も、実はフライトはギリギリの金曜午後着。
だっていつもサンクス・ギビングの週末がレースなので、フライトがえらい高い!
木曜入りしようと思うと値段は約2倍に跳ね上がっちゃうのであります。

なので、
レース最初の難関、パケットピックアップ。 ここらへんは2年前から成長していない。(笑)

幸運にもフライトは遅れずに着いたので、先にホテルにチェックイン。

ホテルはホストホテルのCozumel Resort。ここは安い上にロケーションも良く、プールも広いのだ。
ちなみにコズメルのIronmanはホストホテルに泊まったほうがいろいろ便利。
バイクチェックインやレース当日のシャトルバスがホテル宿泊者対象に出てて、バイクメカニックもホストホテルには設置されている。




【前前日】


EXPOはコズメル・コンベンション・センター。
Finishラインからも近く、宿泊先のCozumel Resortからも歩いて数分。
かなり小さくて他のIRONMANに比べるとかなりシャビーなのであるが、ボランティアは全て地元の高校生たちによってまかなわれているのであ~る。
割かし英語も通じるし特に問題なし。彼らにとっても生きた英語も学ぶチャンスだし、Win Winなビジネス?モデルなのではないかと思う。

さて、前回かなりピンチだったCO2ポンプは果たしてEXPOで手に入るのだろうか???
万が一のために自転車に積める手動ポンプも今回は持ってきやした。
イエ~イ! 今回は無事手に入りました。3本ゲット。

おっと、ここで新情報。
どうやらCO2ポンプが機内持ち込みOKになっている模様です。
ネットでいろいろささやかれてますので、個々でご確認を。
ちなみに持ち帰ったCO2は特に没収されませんでした。


バイク(青空)メカニック



 前前日といえばパスタディナー。
今年は場所が変わってなんか遠い場所になってしまったのだ。
でも無料のシャトルバスがEXPOから運行。

あ、ちなみに、これ4皿目ね。
前はもっとメキシコっぽいエンチラーダみたいなのとかブラックビーンズとかあったのに、今回はパスタとサラダとフルーツのみ。
騙して一緒に来させたLeeもガッカリ。
なので早々にお帰りバスで退散。




【バイクチェックイン】

ここからはレース前日の様子を。

スイムスタートとバイクスタートはランスタート&フィニッシュラインから遠く離れたChakanab Parkというところ。※ DropBag間違えたら取り返しつきませんよ~。
ここはマリンパークでイルカと一緒に泳げるプログラムやアシカショーなども楽しめる。

入り口すぐにはプロのバイク置き場。
Craig Alexanderのもあったはずだが、いたのを気付いたのがレース後だった...。
その奥には一般ピープルのバイク置き場。

その中でも私のはいーちばん奥だった。

バイクのバッグはこうやって柵につるしておく。
ランバッグは自転車につけておく。それをランスタート地点まで夜のうちに持っていってくれる。




 この後はナンバーを書いてもらう。(100ペソできれいな番号のシールを張ってもらえるサービスが新登場してたが、私はパス。)
と、そこで偶然、某商社のトラチーム、KONA WINDSのドM夫妻に遭遇。
ドM夫妻は2年前にもお会いしてる。夫婦で同じ趣味でしかもドが付くくらいのMな練習姿勢(野犬に追われながらM City郊外の高地を自転車で練習、とか)は、いつも関心させられる。
明日の健闘をお互いに誓って別れた。



では、ここで今日のうちにSwimスタートをお見せしておこう。
この柵はイルカプールのための柵で、その外側から海にもうちょっと出たところがスイムスタート。
イルカが見れるよ~。


帰り際に、気合いれてる兄ちゃんの頭を激写。



【レース当日】


バスで5時過ぎにホテルを出発。
コーヒーもホテルでスタバのVentiサイズを調達し、バスに揺られてスタート地点へ。

トラでもマラソンでも、コーヒーはレース朝には絶対・絶対・絶対不可欠。
念のためインスタントの粉も持参する位に私にとっては重要なアイテム。
最後のひとカップを争うためなら、きっとSwimスタートのバトルより力を発揮すると思う。

で、 バス内でそんなリラックスタイムを堪能したあとは、自分のバイクの場所に行き、ちょうどそこにいた若いメキシコ人の兄ちゃんのポンプを借りてタイヤの空気を入れる。

カロリーメイト2箱食べた、キットカット食べた、アミノバイタル水飲んだ。
あー、もうバッチリ。

ノンビリしてたらMroningBagとBikeAidBagをドロップしないといけない時間に。

BikeAidBagには念のため・念のため・念のため、替え用のTubulerを一本。
使わなければ捨てられるので、自転車に積んでる1本目がパンクで使われたときのために、どーでもいい古いTubulerを忍ばせておく。



そろそろスタートかな。



今回の目標は2年前の記録より2時間縮める事。
つまり11時間35分でフィニッシュ。

これまでのPBが11時間51分(Kentucky, Louiville)だから、それより16分短縮するわけだ。
そんなに無理な目標じゃないはず。



スイムスタートのためにぞろぞろと桟橋にトラたちが詰め寄る。
待ちきれない人たちは桟橋の向こうまでいかないで海に飛び込んでいく。

その反対側ではイルカたちがジャンプや立ち泳ぎなどのパフォーマンスをして応援してくれている。
「そんな早く飛び込まなくてもできるだけイルカ見てたほうがいいじゃーーん。」と、はなっから和みモードな私。

そうはいっても、スタートしないといけないので、海に飛び込む。

「うわ!温かーい!」

やっぱ南国の海はいいわ。



前のスタートラインのほうに泳がされる。
と、いつしか気付けば周りは野郎どもばかり。

おっと、こりゃあマズイかも、
と思ってるうちにスタート!

案の定、バトルに巻き込まれる、巻き込まれる。
これが往路のUターンまで散らばらなくって、今回初めて頭を捕まれて水中深くに押し付けられましたよ、ええ。
まあ、逆にこっちは蹴りまくっていたわけなんだけど。


スイムは正直、これまでで一番キツかった。

まずは集団が散らばらなかったこと。

あんな広い海なのに、常に周りからはデカイ野郎どもがクロールでぶつかってくる。ブイ周りではまたバトル。

そして、C字のコースの最後は非常に流れがキツかった事。
泳いでも泳いでもゴールが近づいてこない。

これ、後のネットリサーチで”レースを振り返って”みたいな記事を見たら、その箇所は岸に近いとこを泳げばもっと楽だったらしい。知ってる人は割かし早く上がれてたっぽい。



Swim上がってみたら、1時間45分。

ガビーーーン!
あー、もうPBなんて絶対無理だわ。
いつもより25分も遅いし...


 どよよ~んとした気分で着替えのテントに向かうのであった。


バイク編に続く。


No comments:

Post a Comment