Thursday, November 25, 2010

IRONMAN COZUMEL 2010 - レース前 その1

実はわたし、LeeとBarabaraより一足先にCOZUMEL入りしました。

最初一緒のフライトをとっていたのだけど、ゼッケンとかをPickUpするのに間に合わないことが分かり、私だけ早い便に変更したのです。



その便はNY=>Dallas=>Cozumelで、DallasからはIRONMAN参加の人たちもちらほら。
小心者の私はそれだけでホッとする。

フライトは時間通りに到着したのですが、
自転車が無事届くかどうかが非常に心配だったので、COZUMELに到着してからも入国審査の向こうのBaggageClaimを列に並んでる時もずっと凝視しつづけてました。



すると後ろの男性2人の会話が聞こえてきて、

「ボクの友人が昨日COZUMEL入りしたんだけど、自転車出てこなかったんだってー。」


すぐさま私はくるりと後ろに向きを変え、

「マジで?!」 ※ 英語だとSeriously?!


「うん、飛行機に入らなかったらしい。次の日に運ばれてきたみたい。」



うっわー、そんなんなったらすごくヤバイ。
明日のBikeチェックイン間に合わん。どーしよーーー。

と小心者復活。



でもまた凝視し続けていたら、私のBikeケースを発見!
うわぁ、良かった。

第一関門突破やわぁ。



今回の行程でレース自体よりも心配だったのが、フライト。

遅れて乗り継ぎできなかったらPickUp間に合わなくて終わり。
Bikeが乗り継ぎされなかったとか運ばれてこなかったら終わり。

そして、これはどうもこうも自分でコントロールできない。
だから一番の不安材料だったのであります。


ま、それならもっと早く現地入りしろ、って話もありますがね。(汗)




とにかく、ここまでは順調。
Bikeケースを受け取って外に出ると、大型のタクシーが数台ちゃんと待っており、乗り合いでHotelまでGo。

普通に観光に来てた中年カップルは、「何があるの、いったい?」と車内で聞いてきたので、

「トライスロンのレースが日曜にあって、世界中から集まってきてるんだよ。」と説明すると、

「あぁ、レースかぁ。IRONMANっていうから映画の撮影かとてっきり思ったわー。」 >>> 一同笑い

と車内で和みのひと時。




Hotelで速攻チェックインしてPickUpのためにコンベンションセンターへ。

ホストHotelに泊まったので、コンベンションセンターへも徒歩ですぐ。

時間は余裕余裕。 第2関門もここで突破。


じゃあゼッケンももらったしCO2でも買いに行くか。



CO2とはスキューバダイビングの空気ボンベを1000分の1ぐらいにした手のひらサイズの圧縮空気ボンベ。

何に使うかというと、タイヤがパンクしたときにこのボンベを使って一気に空気をいれるのです。
せっかくタイヤを替えても空気がないとレースが継続できないので、これは携帯するのが常識。

なんで持ってこなかったのかというと、フライトでは爆発の危険があるから没収されてしまうのです。
没収がどうのこうのとかよりも、持ち込むのはかなり危険。
空中で爆発したらみんなお陀仏(懐かしい表現?)ですよ、ホント。




で、当然買えると思ってブースに行ったわけですが、

「CO2はもう無いよ。」

「え、今なんと?」

「もう売り切れて島のどこにも無いから。」

「....、 マジーーー!!!」



第3関門で見事撃沈。

もうレースを途中リタイヤしたような暗ーい気持ちで、Hotelに帰ったのでありました。



続く...。

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