Sunday, September 8, 2013

Ironman 70.3 World Championship in Las Vegas -前編-


初めて参戦したIronman 70.3シリーズのSyracuseで8位だったにもかかわらずラッキーにもWorld ChampionshipのRoll Downが回ってきたので、ありがたーく頂くことにした。

今回はその参戦記です。


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9月5日

仕事がまだゴタゴタしていたけど、iPadもってってメールでなんとかすればいいや、とフライトに乗り込む。
NYからVegasは5時間以上かかって時差も3時間あるので、意外と遠い。
でも人生初のVegasなので、自然と胸は躍る。機内にはその週末にVegasであるGay Prideに出るためか若いGayのあんちゃんたちがガンガン飲んで楽しんでいた。

そして、、、
さあ着いたよ、Vegas。
空港のなかにもスロットマシーンがあったりと、あぁやっぱりここはVegas。


レンタカー、レンタカー...

結局レンタカーセンターは空港からシャトルで10分の遠いところにあった。でもやっぱりここはVegas、レンタカーセンターがすっごく大きいのだ。きっとカジノで一発当てた人たちがすっげーOpenCarなんかに乗っちゃったりもするんだろう。きっと、このセンターには他のとこには置いてない高価な車だって置いてあるにちがいない。

が、私は普通にエコノミークラスでGo。


目指す場所はVegas中心地の隣町Henderson。

ホテルにチェックインし、この日は車であたりを散策して終わる。
街はきれいで建物の色も決められているようだ。砂漠らしく茶褐色とベージュ。



9月6日

-昼-

今日はパケットピックアップをしなければならない。
ホテルで朝食を取っていると隣に日本人らしき人たち。
声をかけると愛知県から参戦しにきたとのこと。MaruiさんとFukuiさんである。
Maruiさんはトラ歴20年近くの大ベテラン、Fukuiさんはトラ2年目にしてWorldChampionクオリファイのツワモノ。
こうやって海外で日本人アスリートの人たちと知り合いになれるのは嬉しいことだ。

車も無いとの事なので、この日にあるパスタディナーに一緒に行くことにした。

Packet PickupはFinishラインと同じHerdersonPavilion。

9時過ぎぐらいに車でいったが外は既に暑い。
そして砂漠だからかPacket PickupやExpoのテントは全て外。

Packet PickupではWorldChampionshipだけあって、ボランティアの人が英語でもOK?と聞いてきてくれる。No!と言ってもどうにかなるかどうかは分からないが、確かにSpanishを話せそうなボランティアは多そうだ。

この後はTribike Transportでshipしてもらった我がBikeをPickup。
1ヶ月前に事故って曲がったままのブレーキが直っていた。きっと搬送のために預けたNYC Velo(自転車屋)の兄ちゃんが治しておいてくれたのかな。


-夜-

夜はパスタディナーとアスリート説明会へ。
今度はStart LineにあるWestinHotel。
正直、この大会はLogisticsがあまり良くない。StartとT2やFinishがすっごく離れているから、車無しだとタクシーを毎回頼まないといけなかったりと結構面倒。

途中でもう一人の愛知県トライスリートSogaさんをPickupして、Westin Hotelへ。



さて、Vegasだけあって、Opening CelemonyはSwim-Bike-Runをコンセプトとしたアクロバットパフォーマンス。かのサーカス団にでも発注したのであろうか...。


その後はIronmanの社長が出てきてスピーチをした。やっぱChampionshipだから社長がくるのかな。

ここでは社長をはじめPresentatorが、Ironmanが如何に素晴らしいかのプレゼンテーションが繰り広げられた。
世界のTopAthleteの映像からFundationで数万ドルを集めたAthlete、義足でレースに臨むAthleteなどなど。
勿論、それらの全てはPureに成し遂げられた結果なんだけど、右でも左でもなくウマでもゾウでもない自分は、なんだか宗教じみたように感じてしまいどことなく引いてしまうのであった。(一応、拍手とかはしたぞ)




アスリート説明会も終わって会場を出るとき、やっと見つけれた!
2012幻のNY Ironmanで一緒にレースしたAyakoさん。
今回は私のHotelがFinishに近いのに対してAyakoさんの滞在HotelはStartに近いとこ。ご飯とか一緒にできなかったのが残念だった。
「じゃあ、レースの朝!」とお互いの健闘を誓い合った。


夜のとばりもすっかり降りた砂漠の国立公園を後に、街のホテルにもどってこの日は就寝。




9月7日

この日はBike Check in。
ギリギリ4PMに持っていきたかったので時間つぶしに朝は又EXPOへ。
そこで愛知県3人組みに遭遇。
車が無いので自転車でStart/T1まで乗っていくそうな。




いつものように試食コーナーでつまみ食いをしてる時にふ思いついてTIMEXテントに寄る。

「ShimanoのWheelってみんな借りてるのかなぁ。」

そう、そのShimanoのC75というそれはそれは美しいCarbonWheelは、そこにDispalyしてあって値札は$3,499(一本ね)ナリ。これを私が最近入ったTIMEX Factory Teamにも無料で貸し出してくれるっちゅうメールが1週間前にきてたのである。
で、その時は”そんなもんレースの時に誰が替えるんじゃ!”と思って気にも留めなかったが、ここで値札を見て実は心が動いていた。

 「Oh, yeah。全員替えてるよ。」

TIMEXテントを見ると、FactoryじゃないMultisports Team(※彼らはマジでエリート軍団)の兄ちゃんや姉ちゃんたちが自分の(立派な)自転車のWheelを変えてもらっている。

「メールで使いたいって言ってないけど、今からでも使えたりするのかなぁ。」

「うーん、Checkinする時間にもよるけど、まだ大丈夫だよ。」




おっしゃーーーーーー!


 「じゃあ、すぐ持ってくるから!」

と、ホテルに急いで戻って自転車持ってきた。


で、


ジャジャン!

あぁ、わが愛車QRと何故か色合いもマッチ。
QRはキズキズだけどC75はピッカピカ。


でも、ここで安心してはいけない。
試走しなければ。

うーん、なんか違いがわからんなぁ。
それに何だか回転の度に後輪からノイズが。

駐車場で乗って原因を探そうとしてると、どこからか兄ちゃんがやってきて、「何かヘルプ要る?」と声をかけてきてくれた。

「なんかノイズがするんだよねぇ。こうやって乗らないでWheelまわすだけだと何も聞こえないんだけど。」

「ちょっと乗ってみて。」というので乗るとやっぱりノイズ。

「あぁ、それはExtensionとWheelのの隙間から出てるノイズだな。特に大丈夫だけど、気になるならシーリングしたらいいよ。」

「じゃあ、テープあるからやってみる。ありがとーー。」


で、テープしたら本当にノイズが消えた。


通りすがりの兄ちゃんまでもがレベル高いぜChampionship!


その足で(というか車で)遠く離れたStart/T1までBike Check inに行く。

ポツ ポツ ポツ...

あぁ、また雨降ってきた。

この週は特に蒸し暑いらしく、午後になるといつも大雨が降ってきた。ちょっとしたStormによるプチ洪水なんかも街では発生したらしい。





ま、レース当日の予報は40%だし、いつも降るのは午後後半だから、レース中には降られないじゃろ。




そしてレース前日の夜はWholeFoodsでMackenCheeseやピーツサラダなんか買って、ひとりカーボローディングして就寝したのであった。




後編に続く...。




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