Saturday, September 17, 2011

Le Marathon Du Medoc - Sep 2011

以下の質問にYesの場合は1点、Noの場合は0点加算してください。



Q1. あなたはランナーですか?


Q2. あなたはワイン飲みますか?




2点以上の人は、死ぬまでに絶対参戦するべきレース。

それは、



Le Marathon Du Medoc



初の海外遠征マラソンのため、この度フランスに渡ってきました!


そもそもこのマラソンの事を知ったのはBLOG友であるparismidoriさんのBLOGから。


「なになに?給水所でワインの試飲、コースの途中にフルコースが振舞われるとな?」

いきなり心を鷲掴み。
で、日本の友人Yokoさんを誘って今年の春から準備をしてきました。

このマラソン、数年前までは一部の日本人にしか知られてなかったようですが、NHKで放送されたこともあり、今年は約180人もの日本人ランナーが遠くフランスはボルドーまで来たそうです。

ちなみに全体では8,500人がレジストレーション、完走は7,350人。




マラソンの開催地はフランス南西部の都市ボルドーから60kmくらい北へ上がったポイヤックという街。

ここもシャトーが立ち並ぶワインの生産地で、しかも大西洋も近いので港町でもあります。



レースは土曜なので金曜はナンバーPickUpに。

滞在はボルドー市内だったので、当初どうやって行こうか考えあぐねていたけど、無料シャトルが市内から出る事に。
でもこのシャトル、完全予約制なの。
そして空いてる席があっても予約してない人は乗せてくれない。(香港からのご一行が予約してなくてバスまで来たのだけど乗せてもらえなかった)
そして、何故か時間ピッタリに出発。 なかなかキビしい。

ボルドー市内から1時間半、到着しました港町ポイヤック。



とにかく最初にナンバーPickUp。

レジスト会場は体育館の中だけど、EXPOは屋外。
思わず笑ったのが、EXPOでボランティアをしているオバちゃんが、プカ~とタバコを吸いながら案内してたこと。う~ん、フランスに来たって感じ。



私たちはPackageで申し込んだので、イベント会社の窓口へ。
パッケージは基本的にレース+ホテルなのだが、他にいろいろオプションがあって、レース当日の朝Hotelからバスに乗れるとか特別パスタディナーとか日曜のシャトーツアーとか、そんなお楽しみが盛りだくさんなのである。



EXPO会場の横に特設レストランがあって、16ユーロでコース(ワイン付き)がいただけます。


私たちはここではなく海の幸を食べにメイン通りのレストランに行ってランチ(これはまた後日うまうま編でレポート)、その後予約しておいたバスで帰った。










レース当日。


私たちはさっそうとラムちゃんの衣装に着替え、バスに乗り込む。

あ、このマラソンは仮装しなければいけないのであります。そして毎年お題があって今年は動物。

ラムちゃんが動物かと問われれば、うーむなのでありますが、要はヒョウ柄ちゅうことで。


こんなんでした~。


「こんなとこまで来てビキニか?!」 と心の中でつぶやく皆々さま、

実は結構暑いのですよ。
午前中こそ曇ってて涼しかったけど、一旦太陽がでると85度(26℃)くらいには軽くあがるのです。


さあ、スタート地点へ。
その途中で仮装をチェキナップ!

かなり昆虫率高し。てんとう虫とハチ。 (動物ちゅうてるやろ!しかも全然かわいく無いゾ)


青いタートル隊


おケツ丸出し隊(これ、多かった。フレンチテイストなのかしらん)


日本からはチア・キティちゃん隊(フレンチでは’ハロー・キティ’が’エロ・キチ’ってなるんだって。いかがわしい感じのネコだな。)



撮影会をしてるうちにスタートに。

みんな全然本気モードじゃない。
かく言う私たちも、友人Yokoは全くランナーではないので、タイムレースする気はさらさら無し。
とにかく完走が目的なのだ。


最初すっごくすっごく遅いジョギングで進む。

が、10分ぐらいしたら渋滞してふん詰まり。進まない。

何かと思ったら、

そう、最初のエイド、つまり、シャトーのワインを飲めるポイントだったのだ。

ほら、やっぱタイムレースなんて考えるほうが間違いなんだよ。



ここは確か2つめのシャトー。ご丁寧にあと何キロまで試飲の後に書いておいてくれたりする。
(ガンバレて...、まだまだやんけ!)




このコースの周りにはすごいシャトーが立ち並ぶ。
ここは水だけで試飲はなかったけど、まさにお城だったので、思わずパチリ。


で、飲む。


エイドで道草喰う点ではIronmanもメドックマラソンも同じだな。



特記しておくべき点、その1。

応援バンドの質、かなり高し。
衣装も揃えていてナイス。
クラシックとかジャズとかロックとかジャンルも豊富。
そして、演奏がうまい!酔っ払いランナーが前で踊り狂うのもうなづける、ふむ。




すごいシャトーがまたお目見え。



で、また飲む。





ここで特記しておくべき点、その2。

参加者7千人ちょっとに対して、なんとボランティア3,500人!

ワインの試飲コーナーもそうだけど、お水のステーション、そしてパンのステーションなどなど皆さんよくしてくださいました。
あ、エイドにはゲータレードとか一切無いよ。ワインか水。あとは角砂糖、オレンジ、バナナ、チーズ挟んだパン(うまい)、そんな感じです。ランニング・ソルト持ってったほうが良いと思う。





友人Yokoは最初10Kmを過ぎた頃にはもうジョギングはGiveUp。
あとはゴールまでWalking。

既に疲労困憊なYoko

全然疲れてないので全力疾走してみるYaby




シャトーのエイドが現れるときには必ず看板が立ってます。



美しいね、ブドウ畑。




ここで、
特記しておくべき点、その3。

この人たち何してるのかな?


ズバリ!仮説トイレはひとっつも設置されていません。
女子も男子も青空です。
だからといって畑でせんでもいいやろ! が、実際ブドウ畑だらけなので、林を探すもの至難の業。
私は小屋の影で、友人Yokoは林の奥で。そしたら日本人女子も次々に用を足しに来たそうな。(笑)

お互い、「いい場所見つけたネ♪」と、喜び合うのもまたメドックマラソンの醍醐味。


ちなみにみんな水のボトルとかもポイポイ畑の脇に捨てていく。
まあ、ゴミ箱も設置されてないから捨てるとこもないんだけど。


開催者側もシャトーのみなさんも非常に非常に非常に(3回言った)心が広いなぁ、としみじみ思いました。





そうだ!
ここで、是非試飲の様子をナマで感じていただきましょう。


えぇーっと、後半はもう2杯ずつ飲んじゃってます。





33Km地点。
ピースして強がるYoko
フレンチなオジさんたちと競争なんかしてみるYaby




もう10km切った地点なんだけど、マッサージなんかやってもらえる。
右端のスモウ・レスラーもしてもらったのか???



ヨ~ロッパ~な風景





ブドウ畑が終わって川沿いの道にはいったら、友人Yokoはもう死にかけていたので、元気づけるために、例のおケツ丸出しパンツを履いたおじさんのケツを後ろから両側掴んでやろう!と提案した。

オジさんはすごく驚いて、思ったよりもウケてもらえなかった...。疲れすぎていたのか。



そうこうしてるうちに、始まったよ~。
フ・ル・コース。



まずはスッキリとDryな白に生牡蠣。
獲れたて新鮮。またこの海水の塩味が汗かいた身体に効くぅ!



お次はメイン。
ステーキでござーい。
妥協をしない焼き加減。



何故かここで化粧直しコーナーがある。(フェイスペイントをしてもらえる)



次はフルーツやジュースのさっぱりコーナー。



で、最後にデザートコーナー。
「ほら、食べなさい!」





そして遂に、

ゴール!

ゴール!

公式記録:06h52m58
いつもの約2倍だな、プッ!



Finisherには木箱に入った協賛のシャトーのワインが。
ジョリ・ジャポネイズな友人Yokoは、見知らぬフランス人のおじさんから、「これをキミに。」ともう1本貰っていた。
アマゾンヌYabyには誰もくれなかった...。




これまでで一番たのしいマラソンでした。

ん?マラソンだったのか...?

Monday, September 5, 2011

IRONMAN LOUISVILLE 2011 - Run編

最終種目Run編に突入。


Bikeゴール後はボランティアの人がBikeを受け取ってくれて、そのままギアバッグエリアに走る。

再びギアバッグをボランティアの人が先にPickして渡してくれる。

テントではギアバッグの中に入れておいたカーボ入りのマンゴーティーを飲む。
でも生ぬるくて不味い。

「氷ありますか?」

と頼むとすぐに紙コップに入った氷を持ってきてくれてマンゴーティーをそこに入れてくれる。
冷たい!うまい!

本当にボランティアの人たちには心から感謝。



さて、今回Runでは非常に楽しみにしてたアレがある。

Newtonのシューズ!!!


な・の・で、

もうこのシューズで走るのが嬉しくって嬉しくって、走り出しの脚の重さなんて微塵も感じませんでしたよ。
うん、ほんとうに。

そればかりか、シューズを一番に履いてしまったので、Bikeパンツ脱ぎ忘れてスタートしてしまい、途中で気付いてそこら辺に脱ぎ捨てていくというサザエさん的うっかりも。
(結局落としものコーナーで後で見つからなかった。グスン)



Runのコースはこんな感じ。


橋と住宅街を走る2周回コース。

All フラットで、ちょとだけ線路の下を通るときに坂があるだけ。

住宅街なのであまり風通しが良くなく、ジリジリと暑い。

行きは影がなくてちとキツい。
でも帰りは影が多いほうなので、ずっとマシ。

2周回目となると夕方も過ぎた時間なので行きも影が多くなって楽になる。




今回は下痢止めのおかげでトイレのお世話になることは1度も無かった。
ほんと、飲んでおいて良かった。

それとはよそに、右腿に問題が。
Bikeでつったのが再発。

アミノ酸ピル、今回ちょっと足りなかったかもしれないと思い、エイドでは水ではなくゲータレードPerformを飲んだ。

Performは最近発売されたやつで、アミノ酸とか電解質が多く入っている(多分)。
味も普通のより酸っぱめで飲みやすい。

これをエイド毎に2杯飲んでいたら、そのうち腿は普通に戻ってきた。
効いたじゃないか、Perform。


そしてそこからは黙々と走り続ける。


Runは3種の中で一番得意だし一番好きな種目だ。
他の選手の様子もよく見えるし、ゴボウ抜きして走れるのも楽しい。

それゆえにRunでは絶対絶対Crushしたくないのだ。
ゴールしたあと死んでもいいほど走り抜くよりも、余力が残るぐらいに走る。
じゃないとゴールできるかどうか分からないもん。


一人いいペースで走り続けるおっちゃんがいて、その人に付いて行きたかったがあまりにも速すぎてあきらめた。
殆どは抜くことが多かったけど、たまに若いあんちゃんに抜かれたりする。
やっぱり速過ぎて追いつけない。



走るにはやっぱ何かモチベーションが必要だ。

前回はトイレというのは緊急的モチベーションだった。
今回はエイドに寄り道というのがそれとなった。

最初Performを飲むために寄っていたのだが、それはクセとなってエイド毎に水やらオレンジやらコークやら氷やらを貰いに行った。

Hitだったのはやっぱり氷。
コップの氷水を飲んで、残った氷はBikiniのTopの胸のとこに入れておいて、そこから取り出して食べる。(挙動不審)
手に握りながら顔や首を氷で冷やしたりするものGoo。

氷水につけたスポンジも顔を拭くと気持ちよかった。
ただし、拭いたせいで日焼け止めが落ちて顔が薄黒く焼けてしまったのは失敗。


そうだ。エイドで見かけたある光景の事を言わなくっちゃ。


若い女性選手が道の脇で両親やダンナさん、そして小さい赤ちゃんと会えた。
その人はダンナさんとキスし赤ちゃんを抱き上げ、レース中の再開を喜んでいた。

が、しかしそこにエイドの脇から現れたのは、


じゃじゃーん。縞々のシャツ(サッカーの審判みたいなの)を着たマーシャル。


レース中にレース関係者以外の人に接触したり補給やモノを受け取ったりすると失格になるのだ。
あとiPhoneとかデジカメもだめ。

その女性、多分失格になったかも。
もう終盤だったのにねぇ。


「ひぃ! マーシャルってやっぱいるんだ。」、と軽く驚く。




また走りはじめる。




2周目の復路でちょっと時間を見てみる。
12時間切れそうだけど、このまま寄り道してると怪しい。

ちょっと頑張ってエイドに寄り道しないことに決めた。
厳密に言うと、寄り道してオレンジは掴んだけど、止まって水を堪能するのは止めた。

それからは時計とにらめっこしながら走る。


隣でいいペースで走ってる男性と会話。

「Nice Pace.」

「You too.」

お互いゴールはもうすぐ。


Bikeの終わり同様、ダウンタウンの高層ビルが見えてきた。
マイル表示もあと、3、2、1とカウントダウン。


沿道の応援が多くなってきた。


角を曲がる。
もうひとつ角を曲がる。

ゴールが見えた。

あ、でもこの前の男がいるとうまく写真が撮られない。
抜かなくちゃ。
わー、でも追いつかない。
クソー、抜けない!


と思っているうちにFinish!!!


見事真後ろになってしまったが、YabyGAGAのリストバンドを見せようとポーズを決めてみた。

が、それもなんだかうまく決まらなかった。



結果は以下の通り。



SwimでGroup56位、Bikeで31位、最後に22位、と大器晩成型なのが分かる。(なんちって~)
ちなみにRunだけだとGroup9位だった。
丸付けたところにちょっと最後の頑張りが現れているのを発見し、自分で自分の肩をたたいてみたりする。

エイドに寄り道しなければ4時間きれたかもなぁ。
でもBikeで時間計算できない女がそんな秒単位の計算なんて出来るはずも無く...。


とにかく今回目標だった12:30を切れたし、タイヤもパンクしなかったし、文句言うことなし。
大成功だったと思う。


Kentucky Louisvilleよ、そしてLouisvilleのみなさん、そして応援してくださった皆さん、

今回も無事レース完走できました。



みなさんに、心から感謝。






++おまけ++
空港ではこんなお茶目が案内があるんだよ。