Sunday, November 25, 2012

IRONMAN COZUMEL 2012 参戦記 -Swim編-

Yabyです。


あれから自分はどれだけ成長してるのだろうか...。

そんな事を確かめたくて、トライアスロンを始めて最初のIROMMANに選んだこの地、COZUMELに2年ぶりに戻ってまいりました。


コズメルはカンクンの右側に位置するリゾート・アイランド。
ここへのアクセスは飛行機とフェリーがあります。
飛行機はダラス経由とカンクン経由。
フェリーはペニンスラ半島側のプラヤ・デル・カルメンから約1時間。でもそんなに本数がないので、フェリーを使う時は要注意。

なーんて言ってる自分も、実はフライトはギリギリの金曜午後着。
だっていつもサンクス・ギビングの週末がレースなので、フライトがえらい高い!
木曜入りしようと思うと値段は約2倍に跳ね上がっちゃうのであります。

なので、
レース最初の難関、パケットピックアップ。 ここらへんは2年前から成長していない。(笑)

幸運にもフライトは遅れずに着いたので、先にホテルにチェックイン。

ホテルはホストホテルのCozumel Resort。ここは安い上にロケーションも良く、プールも広いのだ。
ちなみにコズメルのIronmanはホストホテルに泊まったほうがいろいろ便利。
バイクチェックインやレース当日のシャトルバスがホテル宿泊者対象に出てて、バイクメカニックもホストホテルには設置されている。




【前前日】


EXPOはコズメル・コンベンション・センター。
Finishラインからも近く、宿泊先のCozumel Resortからも歩いて数分。
かなり小さくて他のIRONMANに比べるとかなりシャビーなのであるが、ボランティアは全て地元の高校生たちによってまかなわれているのであ~る。
割かし英語も通じるし特に問題なし。彼らにとっても生きた英語も学ぶチャンスだし、Win Winなビジネス?モデルなのではないかと思う。

さて、前回かなりピンチだったCO2ポンプは果たしてEXPOで手に入るのだろうか???
万が一のために自転車に積める手動ポンプも今回は持ってきやした。
イエ~イ! 今回は無事手に入りました。3本ゲット。

おっと、ここで新情報。
どうやらCO2ポンプが機内持ち込みOKになっている模様です。
ネットでいろいろささやかれてますので、個々でご確認を。
ちなみに持ち帰ったCO2は特に没収されませんでした。


バイク(青空)メカニック



 前前日といえばパスタディナー。
今年は場所が変わってなんか遠い場所になってしまったのだ。
でも無料のシャトルバスがEXPOから運行。

あ、ちなみに、これ4皿目ね。
前はもっとメキシコっぽいエンチラーダみたいなのとかブラックビーンズとかあったのに、今回はパスタとサラダとフルーツのみ。
騙して一緒に来させたLeeもガッカリ。
なので早々にお帰りバスで退散。




【バイクチェックイン】

ここからはレース前日の様子を。

スイムスタートとバイクスタートはランスタート&フィニッシュラインから遠く離れたChakanab Parkというところ。※ DropBag間違えたら取り返しつきませんよ~。
ここはマリンパークでイルカと一緒に泳げるプログラムやアシカショーなども楽しめる。

入り口すぐにはプロのバイク置き場。
Craig Alexanderのもあったはずだが、いたのを気付いたのがレース後だった...。
その奥には一般ピープルのバイク置き場。

その中でも私のはいーちばん奥だった。

バイクのバッグはこうやって柵につるしておく。
ランバッグは自転車につけておく。それをランスタート地点まで夜のうちに持っていってくれる。




 この後はナンバーを書いてもらう。(100ペソできれいな番号のシールを張ってもらえるサービスが新登場してたが、私はパス。)
と、そこで偶然、某商社のトラチーム、KONA WINDSのドM夫妻に遭遇。
ドM夫妻は2年前にもお会いしてる。夫婦で同じ趣味でしかもドが付くくらいのMな練習姿勢(野犬に追われながらM City郊外の高地を自転車で練習、とか)は、いつも関心させられる。
明日の健闘をお互いに誓って別れた。



では、ここで今日のうちにSwimスタートをお見せしておこう。
この柵はイルカプールのための柵で、その外側から海にもうちょっと出たところがスイムスタート。
イルカが見れるよ~。


帰り際に、気合いれてる兄ちゃんの頭を激写。



【レース当日】


バスで5時過ぎにホテルを出発。
コーヒーもホテルでスタバのVentiサイズを調達し、バスに揺られてスタート地点へ。

トラでもマラソンでも、コーヒーはレース朝には絶対・絶対・絶対不可欠。
念のためインスタントの粉も持参する位に私にとっては重要なアイテム。
最後のひとカップを争うためなら、きっとSwimスタートのバトルより力を発揮すると思う。

で、 バス内でそんなリラックスタイムを堪能したあとは、自分のバイクの場所に行き、ちょうどそこにいた若いメキシコ人の兄ちゃんのポンプを借りてタイヤの空気を入れる。

カロリーメイト2箱食べた、キットカット食べた、アミノバイタル水飲んだ。
あー、もうバッチリ。

ノンビリしてたらMroningBagとBikeAidBagをドロップしないといけない時間に。

BikeAidBagには念のため・念のため・念のため、替え用のTubulerを一本。
使わなければ捨てられるので、自転車に積んでる1本目がパンクで使われたときのために、どーでもいい古いTubulerを忍ばせておく。



そろそろスタートかな。



今回の目標は2年前の記録より2時間縮める事。
つまり11時間35分でフィニッシュ。

これまでのPBが11時間51分(Kentucky, Louiville)だから、それより16分短縮するわけだ。
そんなに無理な目標じゃないはず。



スイムスタートのためにぞろぞろと桟橋にトラたちが詰め寄る。
待ちきれない人たちは桟橋の向こうまでいかないで海に飛び込んでいく。

その反対側ではイルカたちがジャンプや立ち泳ぎなどのパフォーマンスをして応援してくれている。
「そんな早く飛び込まなくてもできるだけイルカ見てたほうがいいじゃーーん。」と、はなっから和みモードな私。

そうはいっても、スタートしないといけないので、海に飛び込む。

「うわ!温かーい!」

やっぱ南国の海はいいわ。



前のスタートラインのほうに泳がされる。
と、いつしか気付けば周りは野郎どもばかり。

おっと、こりゃあマズイかも、
と思ってるうちにスタート!

案の定、バトルに巻き込まれる、巻き込まれる。
これが往路のUターンまで散らばらなくって、今回初めて頭を捕まれて水中深くに押し付けられましたよ、ええ。
まあ、逆にこっちは蹴りまくっていたわけなんだけど。


スイムは正直、これまでで一番キツかった。

まずは集団が散らばらなかったこと。

あんな広い海なのに、常に周りからはデカイ野郎どもがクロールでぶつかってくる。ブイ周りではまたバトル。

そして、C字のコースの最後は非常に流れがキツかった事。
泳いでも泳いでもゴールが近づいてこない。

これ、後のネットリサーチで”レースを振り返って”みたいな記事を見たら、その箇所は岸に近いとこを泳げばもっと楽だったらしい。知ってる人は割かし早く上がれてたっぽい。



Swim上がってみたら、1時間45分。

ガビーーーン!
あー、もうPBなんて絶対無理だわ。
いつもより25分も遅いし...


 どよよ~んとした気分で着替えのテントに向かうのであった。


バイク編に続く。


Monday, November 19, 2012

Brooklyn Marathon 2012


♪ あの~ヒトぉ~は行って行ってまった、あの~ヒトぉ~は行って行ってまった、もう帰らぁなぁい~♪

12月にジャカルタ赴任のためにNYを去ってしまったShuさんの最後のレポートです。

泣いてやってください。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++



Date:                          2012/11/19
Place:                         Brooklyn Prospect Park
Race:                          Full Marathon
Actual Time:            3:42:09 (Place 112/443)
Target                   3:43:00@8:30/Mile

·         Entry
さて、Ironman US Championshipの歓喜のゴールから数カ月後、今シーズの閉めとしてフルマラソンに出ようかと思案。何かレースないかな・・・と探していると、ありました。ブルックリンマラソン。コースを見るとProspect Parkを小回り3周+大回り6周する周回コース。まぁ、ええか。家から近いし、時期も手頃。ということで、Registration完了。誰か一緒に出る人いないかな、と周囲に声がけするも見つからず。友人のほとんどはNYCマラソンにEntryしており、日程がNYCの直後であることに気づく。こりゃ、あかんわ。

·         10
9月のWestchester Tri Race (Olympic) の後、さすがに気が抜けて練習Pace Down。週に4-5回、1回が1時間程度になっていた。そこで、少しずつ週末のRunの距離を延ばす。10月中旬からTrailRoad2時間/回のLSDを開始。
ただ、昨年からIronmanに向けて練習してきた甲斐あって、10/Mileのペースが体に染みついている。いつも10分ペースで安定・・・でも、待てよ。
10分/Mileでフルマラソンに換算すると、約4時間20分。 
9分/Mileでも4時間弱? 
ほんまかいな!
850秒/Mileでやっと自己記録(3時間50分)か?

そんな当たり前のことに、今更ながら焦るオレ。LSDで頑張ってペースを上げても、9/Mileどまり。しかもそれが続かない。8分台で26Mileも走り続けることなんて、Imageすらできへん。やばいやんけ-。

·         11
さて、この頃、職場でもマラソンのことが話題になっていた。(Ironmanを完走して以来、職場では「Shu, 次のレースは何?」という質問が挨拶代わりに。)
社員「次のレースいつ?」
オレ「11/19 Brooklyn Marathon
社員「Ironman完走したんだから、フルマラソンなんてpiece of cakeね。」
オレ「うーん、そうかなぁ。(そのpieceがピリ辛のような気がすんねんけど。。。)
社員「頑張ってね」
オレ「うん、ありがとう」

さて、そのピリ辛レースに対応すべく、Race2週間前(断っておきますが、  2週前です、皆様。1週前ではございません。念のため。) 26Mile LSDを敢行。なかなか9/Mileを上回るペースを維持できない。結局、4時間12分程度でゴール。ただ、後半の落ち込みが小さかったのは収穫。さて、Raceのペース設定はどうしよう。後半つぶれるのを覚悟でスタートから8/Mileで突っ込むか?あくまで自己記録を確実にねらいにいくか?もうちょっと考えようっと。

ちなみに11月に予定されていたNYCマラソンが台風の影響で中止になった。台風で家財の多くを失い、不自由を余儀なくされている友人もいる。その一方、このRaceのために何カ月も前から準備をしてきた多くのRunnerもいる。新聞記事に出ていたあるRunnerのコメントが胸に響く。「このレースに出るために、1年以上も前から飲みたいものも我慢して、食べたいものも我慢して、時間を犠牲にして練習を積み重ねて来たのよ。But I understand the cancelation.」普通に練習ができること、Raceが開催されることのありがたさを感じる。

·         レース当日
さて、26Mile LSDから2週間のテーパーをはさみ、レース当日を迎える。Race3時間前起床、シャワー、ストレッチ、朝食、、、といつものルーティーンを進める。この緊張感が心地よい。
愛車のハンドルを握り、レース会場のProspect Parkへ向かう。ちなみにこの頃、異動の内示が出ており、今レースがNY駐在の最終レースになることがほぼ確定。(異動直前のこの時期にレース出んのか?と上司はあきれてた。)この2年間、NYで出場してきたレースのことをアレコレ思い返して感傷的になる・・・かと思いきや、全くそんなことなかった。頭の中はペース配分のことで手いっぱい。結局、目標タイムは835/Mile、合計3時間45分にセット。 確実に自己記録更新をねらうことにした。
レース中、冷え込むことも想定して、長袖Tシャツ、半袖Tシャツ、Arm Warmer、手袋、スパッツを着込む。これに上からクリーニング用のビニルをかぶる。

ビニルをかぶるのって「基本」かと思ってたのですが、そうでもないんですね。参加者400人超、ビニル袋かぶってるのオレだけ。あれ?そんなもん?
スタート直前にアメリカ国歌斉唱。この瞬間だけ、Ironmanのスタートの瞬間を思い出す。目に涙がにじむ。やっぱり、レースに出られるって幸せ。
(そういえば、小学生の頃、TVでマラソン中継の見ながら母親が言ってた。「スタートやね。この人たち、今からフルマラソン走るって、どんな気持ちなんやろね?3時間以上走るねんで。嫌やろなー」前略、母さん、そんなことありません。スタート前ってかなり幸せな瞬間です。)

·         スタート~ 9Mile
そんなこんなで(どんなんやねん)、レーススタート。一番やってはいけないのは、雰囲気に興奮して集中しないままにOver paceになること。あくまでも自分の身体に耳を澄ませながらペースを刻む。最初の1Mile通過。手元時計で748秒。体も軽い。うん、まぁいいだろう。8/Mileで行ける所まで行こう。
2mileを過ぎたころ、早くも汗ばんでいることに気づく。思ったより暑いか?ということで、ビニルを破って脱ぐ(ちゃんとAid Stationのごみ箱に捨てました)。Arm Warmerはいらんかったか?汗で脱水症状になっても仕方ない。Arm Warmerは早々に手首まで下ろした。

5Mile経過。ここまでほぼ8/MileEven Pace。えー感じである。しかし暑い。上に重ね着していた半袖シャツを脱いでコース脇に放る。(お気に入りのSyracuse Half Ironman Tシャツ。レース後回収できました。())

·         9 ~ 12Mile
大回りコース(全部で6)に入り、上り坂を迎える。10Mile目が836/Mile。平地・下り坂を8分ペース、登りを830秒ペースでいけば、ええかな。12Mileまでほぼ8/Mileを維持。

·         13 ~ 24 Mile
順調に思えた前半戦。しかし13Mile目のLap844秒。ここへ来て初めて目標ペースを下回る。「キタキタキタ!」後半にペースが沈むのは織り込み済み。問題はどれだけ我慢できるか。Ironman Lake PlacidRunを思い出す。吐き気と闘いながら、歩きたい誘惑と闘いながら通り過ぎた中間地点。そして、果てしなく遠く感じた後半の13Mile。それと比べたらRunだけなんて楽勝!(と自分に思い込ませる。)
ここが勝負どころ。自分のFormが崩れていることに気づく。1年以上かけて鍛えてきた体幹を意識して使う。FromPaceを取り戻し、14,15Mile833秒、816秒と盛り返す。

しかし16~19Mile850秒前後、20Mile918秒にまで後退。
おい、このまま沈むのか?
You are Ironman
魔法の言葉で自分を奮い立たせる。こっからが勝負だ。

2122Mile830秒前後。Timeを見て鳥肌が立つ。よく盛り返した。いける。頑張ってるぞ、オレ。

2324Mile9分前後でしのぐ。残り2Mile。よし、もういいぞ。全てを解放して、Pace Upしていいぞ。

2526Mile814秒、828秒までPace Up

·         ゴール

タイムは3時間42分。自己記録達成。
後半、ペースが落ち始めたときによく我慢したと思う。そう言えば、今回は”Hit the wall”がなかった。今シーズンは全てのレース(Half1本、Ironman2本、Olympic1)で吐き気と闘ってきたけど、今回は非常に順調だった。満足。次は3時間30分切りをねらうかなー。

これにて今回の駐在期間のRace終了。今、(ご指示頂いた通り) Flightの中で報告記を書いています。今回はフルマラソンでしたが、なんでトライアスロンをやるのか、ずっと考えてました。
理由1:練習の成果が出るから。Sprint種目と違って、Endurance種目って、年齢が高くても伸び続ける、練習の成果が出やすい気がします。時間の犠牲は大きいですが、積み重ねた努力が結果に出てくるときの手ごたえはとてもやりがいがありますね。
理由2:舞台に立てるから。特にIronmanは特別な舞台です。1年以上、練習を積んできた人だけが立てる舞台です。観客もボランティアの方々もそれを知っています。その最高の舞台に立つことができること、自分の力を試すことができること、これはやめられません。
理由3:仲間がいること。同じことに興味を持つ仲間とその思いを共有できることは、幸せなことだと思います。Jトラの皆さんと、バカ話・感動話で盛り上がることができたのはとても楽しかったです。ありがとうございました。

おしまい。



Appendix:帰宅後...

本人事情により(笑)、この部分削除いたしました。

Appendix2:ペース結果


後半、特に20Mileの後、よく我慢したと思う。よくやった!

Sunday, September 30, 2012

2012 IM70.3 Pocono Mountain @ Stroudsburg, PA


ひろです。
2012年シーズン最終戦としてIM70.3 Pocono Mountainに出てきました。
肌寒かったけれど、楽しかったです!

[概略]
僕の住むNY郊外からクルマで2時間程度と一番近いIM70.3
今回が2回目な様で、正直運営はまだまだ手馴れないものがありました。
が、他のレース同様ボランティアの皆さんは親切ですし、一生懸命なので素晴らしい体験が出来ました。感謝。

レース会場は、フィラデルフィア州の北側でニュージャージーに程近い場所。
当地では有名なデラウェアギャップという風光明媚な河川侵食地形に沿って行われます。
この時期には、既に紅葉が始まっていてその美しさは目を見張るばかり。
ただ、お陰で気温は低め(7度、バイク時気温12度、水温17)
寒さに弱い人は、少し厳しいかも。。。

Athlete Check InはリゾートホテルFernwood Resort Hotelにて。
T1/T2が異なる場所にあり、その中間地点という感じでしょうか。
両方とも前日預託ですが、会場間は移動手段が提供されないのでクルマで行く必要があります。
まぁ、そもそもここに来るにはクルマしかないわけですが、、、笑

[スイム]
昨年は川がコースだったようですが増水で中止になったそうです。
その影響か今年から湖にて開催。
水温は低いけれど、それでも気温よりは暖かいので、湖面には朝靄が立ち込めて幻想的。
木々も美しく、非常に気持ちよく泳げました(一部靄でブイが見難かったけれど。笑)
どうやらプライベートの敷地だそうですが、、開放して頂き感謝。

[T1]
スイムアップからコンクリートの地面を長めに走ってバイクへ。
ウエットピーラー無し、かつ事前に渡された袋に全ての荷物をしまいこむルール。
「クリーントランジション」の為ではなくて、その荷物をT2まで運んでくれるのです。
感謝。

[バイク]
Garminログによると獲得標高930メートルとローリングヒル。登って下りての繰り返し。
しかも、かなり斜度のある高速ダウンヒルとブラインドコーナーの組合で僕はかなり苦手。
ビビリ、なので。苦笑
今回は同じアイアンマンでもヘルメットチェックはありませんでした。
お陰で日本から持っていったエアロヘルメットを使えましたよ!
やっぱりOGKのヘルメットは被りやすくて最高です。
ともあれ、開始直後はスイムで冷え切った身体で握力が殆ど無くブレーキとギア操作に難儀する状況で、日が出るまでは震えながら乗る感じ。寒さ対策が大事です。
用意していたアームカバーをしなかった事が悔やまれます。

[T2]
ディスマウントからまたも長い距離移動してスタコラサッサとトランジション。
でも、バイクの終了ポイントがディスマウントから10メートル近くあったと思うのだけど、長すぎでは。
靴を袋から出すのがちょっと手間。笑

[ラン]
一本道の往復コース。終始アップダウンで獲得標高270メートル。
視界が開けているので、終盤には「次にあの坂を上るのか」と試練の連続です。
が、それが報われるのがゴール最後の直線。
コーナーを左に曲がると、街のメイン通り(その名も"Main Street"!)で両側には沢山の人達が歓声で出迎えてくれます。もう嬉しくて嬉しくて。
見ず知らずの東洋人に暖かい歓声を有難うございます。

やはりこの国では、エンデュランス系スポーツが根付いていますね!
僕もゴール後1時間ほど群集に混じって歓声を送ってきました。
最高のシーズン締めくくり。

全てはこの競技にかかわる皆さんのおかげ。
そして何より家族のお陰。
ありがとうございました!

Sunday, August 19, 2012

2012 IM70.3 Timberman @ Gilford, NH

[はじめに]
はじめまして、ひろです。
アメリカ生活を始めて半年。
日本でトライアスロンを始め僅か1シーズンでの転居で右も左も分からず悩む、、、ハズだったところ、Jトラのメンバーに救って貰いました。
当地は毎週末そこかしこでレースがあるトライアスロン天国。
できるだけ、当地のレース事情が分かるように紹介できればと思います。
宜しくお願いします。

[概略]
数あるトライアスロンレースブランドの中でも知名度抜群アイアンマンシリーズのハーフ(70.3)
このニューハンプシャー州でのレースに出場してきました。
ニューハンプシャー州は、ボストンのあるマサチューセッツ州の北側にあります。日本人にはなじみが少ないですが、歴史教科書で目にしたことがある「ポツダム宣言」のポツダムがある場所。
その、Gilfordという場所でレースがありました。
木々が美しく、湖水豊かで、夜には頭上一杯に煌く星空。
しかも北側ということで、気温も低く(レースデーは、朝12度、水温20度、最高気温25)清々しい場所でした(雨が降ったら寒いでしょう)

Athlete Check Inはリゾート施設Gunstock Mountain Resortにて。
レース会場はそこからクルマで10分ぐらいのEllacoya State ParkT1/T2が同じ場所なので便利です。レース当日はこの会場間をシャトルバスが運行。
ただしクルマでなくては来れない場所なので、車があることが前提なようで、未確認ですがホテルからのシャトルは無かった模様(ホテル宿泊者はどちらかの駐車場に停める)
ちなみに僕はニューヨークから5時間掛けてドライブ。


[スイム]
公園前のLake Winnipesaukeeにて5分間隔のウェーブスタート。
北、東、南、とシンプルなコースを1周回。
やっかいだったのは、太陽との位置。
北行きはとにかく左ブレス(ブイが確認しずらい)、南行きは右ブレス。東に向かうときはヘッドアップしても眩しくてシルエットしか見えず。方向はわかるけれど、曲がるにはブイの色が見えないと、、、、
ともあれ、水が綺麗で5メートルほどは見えていたと思われ快適。
恐れていたバトルも最後尾発ということもあってか全く無し。

ところで、スイムのボランティアで沖に出ているカヌーに子供たちが結構居ました。
小学生低学年くらいかな。
可愛い子達がコースのアウトライン側で見ていてくれて、なんだか安心しました。

[T1]
スイムアップ後、ウェットスーツピーラーのボランティアあり。
こちらでは、トライアスロンが根付いている地域でのレースでは良くあるようですね。
マットが引いてあって、その上で一気に脱がせてくれます。
2ピースの場合上を引っ張り、下もズボッと。
ウェット脱ぐのが苦手な僕は大助かり。


[バイク]
獲得標高約620メートル(Garminログでは800メートル)の平べったいコース。
ただし、本当のフラットは殆ど無く常に登るか下るかしています。
コース途中に2度ほど押し歩きする人が出るような斜面あり。
一本道の往復で、路面もかなり綺麗なのですごく走りやすい良いコースです。
トランジションそばのアップダウンは林間コースでもあり気持ち良いのもプラス。
ディスクホイールが多いのも納得。
ちなみに、補給の水はペットボトルなので後ろのケージに入れると飛んでいきます。僕は3度も飛ばしました、、、汗

ところで、一つ大切なポイントを。
アイアンマンブランドとは言え、さすがにニューハンプシャーはUSローカル色が強く、ヘルメットの検査が厳しかったです。
というのも、日本から持ち込んだものは使用禁止。なんでもUSの認定ステッカーが貼っていないから、だとか。日本のJCFステッカーに相当しますね。これでOGKが出番無し。というか、ヘルメット無くDNSの危機。事の顛末は以下。


セットアップを終えて、一度バイクを離れ戻ってくるとマーシャルとジャッジが僕のヘルメットを持って待っています。怪訝な顔(だったと思います)で近づくと、、、

「このヘルメットは君のか」
「そうです」
「これでは出走できない。しても、失格処分でバイクを降ろすことになる」
「。。。」

という次第。
眉一つ動かさず、眼鏡越しにやぶ睨みのジャッジと、丁寧に規定を教えてくれるマーシャル。
マーシャルはとにかく親切にメカニックテントで聞いてみるか、アナウンスで会場中に呼びかけるか、という提案を。
迷っている暇はありません。トランジションエリアクローズまで後10分!
ということで、ウェット掴んでメカニックテントへ。
ところが、予備も、売り物も無い、と、、、
会場アナウンスのブースは見当たらず、ここまで来てすごすご帰るのか、と暗澹たる気持ち。
すごすごバイクの基に帰ると、マーシャルが僕を見て駆け寄ってくるではありませんか。
なんと!
僕が慌てふためき走り回っている間に会場アナウンスを入れてくれたようで、スペアのヘルメットを借りてきてくれたのです!その向こうのジャッジも眼鏡を取って笑顔。
感動。胸いっぱい。
この後、貸主のボランティア女性にも会うことが出来てお礼を言えて良かったです。
今回のレースはこの3人のお陰で出走できたといっても過言ではありません。

ランもそうですが、沿道のボランティアが最高。
沿道の手作り看板も「Smile」とか「be strong」とか。
頑張れちゃいます。

[T2]
スタコラサッサとトランジション。

[ラン]
111キロ弱のコースを2周、というか2往復。
獲得標高は100メートルほど(写真のコース断面図は間違っている気が、、、これ1往復分では?Garminログでは230メートルですし、、、)
1kmごとにエイドあり、しかも、コースの両側から差し出されるので、実際にはもっと多い。。。


バイクよりスピードが落ちることもあってボランティアとの触合いも楽しみの一つ。
一番楽しかったのは、5人くらいの小学生低学年と思しき子供たちの差し出す手とのハイタッチ。
誰の励ましも嬉しいけれど、子供との関わりは活力になります。
ロッキーの音楽、雪(!)の山、庭先でホースで選手に水を掛けてくれる人、コース頭上にバルーンゲートを作ってくれる人、笑顔。
ラン後半は潰れてきつかったけれど、皆さんのお陰で歩かずにゴールできました。
感謝。




[Finish]

終了後、、、はシャワーは無いけれど目の前の湖にドボンと。
気持ち良かった!

ということで、無事に完走しました。
初めてアメリカのレースに出てみての感想ですが、雰囲気最高。
日本で佐渡とか伝統あるレースに出ていないので公平な比較は出来ませんが、少なくともこちらはしっかり根付いている感じがします。
見る側、支える側も楽しんで、一緒にお祭り騒ぎしてくれている感じ。
ここに至るまでの準備も相当大変であった出あることを思うと、ボランティアの皆さんには感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました!